8月2日(土)大阪・難波にて、中高生と保護者や教員など、294名と一緒にイベント「13歳のハローワークマップで仕事探し・自分探しの旅に出よう!」(主催:社団法人大阪府専修学校各種学校連合会)を実施しました。
受付を抜けると、スタッフがお出迎え。参加者にはひとりひとり指定席が用意されました。実は、参加者が興味を持っている職業が似ている人同士が同じテーブルになるように、配置されてたんです。(保護者席は後部に用意しました。)
各テーブルには、専門学校の先生たちがファシリテーターとして参加。ファシリテーターも交えて、グループで、お互いに自己紹介しました。「楽しい時間を過ごそうね」
最初に登場したのは、MBS「ちちんぷいぷい」でおなじみの角淳一さん。「面白いこと」「話すこと」が大好きだった子ども時代のエピソードから、アナウンサーのやりがいについてお話いただきました。そして、「まず心に想わないと夢は実現しない。大切なのは『想う心』だ。」と参加者に夢をかなえるコツを語ってくださいました。
最初に、自分の“好きなこと、興味のあること”を思いつく限りたくさん、書き出しました。どんどん出る人もいれば、なかなか思いつかない人もいましたが、一生懸命取り組んでいました。その中で、特に好きなものを3つ選び、付箋に書き込みました。
次に、この3つのキーワードをヒントにして、興味・関心のある職業を付箋にどんどん書き出しました。隣の人と相談したり、スタッフに質問したりしながら、たくさんの職業を付箋に書くことができました。
いよいよグループ全員でしごとマップを完成させていきます。まずは、それぞれのキーワードを貼り、その周囲に自分の興味のある仕事をペタペタと貼っていきます。貼っているうちに、新しい職業が思いつけば、「それに関連するのでこんなのもある」「あんなのもある」とどんどん広がっていきます。途中、関連の深い職業同士をグルーピングして位置を貼り変えたり、レイアウトもそれぞれのグループで自由な発想で行いました。
でも・・・やっぱり知っている職業には、限りがあります。そんな時は、ファシリテーターや業界に詳しいプロアドバイザーにどんどん質問したり、書き出した職業をもう一度眺めて考え直してみたり。どのグループの仕事マップも職業がたくさん広がっていきました。
次に登場したのは、橋下徹 大阪府知事。参加者の中高生にむかって「おっちゃんはな・・・」と親しみやすい語り口で、弁護士になったきっかけや仕事のやりがいについておj話していただきました。そのあと、各テーブルをまわり、制作中のしごとマップを見学しながら、参加者に「きっとこの中に君のやりたい仕事があるからな。」などと語りかける場面も。
最後に、「君たちが大人になって苦労しないように頑張るから、みんなも頑張って」などと激励メッセージをいただきました。
ゲストトーク3人目は、「13歳のハローワーク」のイラストも手がける、はまのゆかさん。村上龍さんとお仕事することになったのは、ファンレターがきっかけだったそうです。はまのさんが会場でイラストを描く場面は、みんなの視線が最も集中した瞬間のひとつでした。
最後に雑誌の切り抜きを張ったり、イラストを描くなどしてマップをデザインしていきます。参加者がしごとマップを制作している間、同伴した保護者・教員はガイダンスを聞きました。その後、参加者だけでなく、保護者の方々にも、仕事マップを見学。「他のグループはどんな職業を書いているのかな?」とお互いに興味津々でのぞきこんでました。
そのあと、ユニークなマップが表彰され、記念撮影。最後に、プロの方から、参加者の皆さんへビデオメッセージが贈られました。
参加者の95%が「楽しかった」と回答。また、「将来の仕事のために役に立ちそう」と回答した人も91%にのぼりました。