HOME > 特集記事 > 僕らの未来につながる今 > 「高校ってどんなところ?」
ここでは中学生の皆さんの将来の夢や進路について、杉並区立和田中学校校長 藤原和博先生と一緒に考えます。
※ この記事は、朝日新聞社発行「中学生のためのスタディ&ライフ情報誌Hello中学生」から御提供いただいております。
※ この記事は、藤原和博氏が杉並区立和田中学校校長在任中(2005年)のものです。

中学と高校、「どこが違う?」って聞かれても、「勉強が今より難しい…!?」なんて答えるのが精いっぱいじゃないかな。
どっちにも授業や部活動があって、一見同じように見えるけど、決定的に違うのは、その「深さ」なんだ。
例えば部活動の練習は、中学よりもかなりハード。野球部の甲子園やラグビーの花園など、全国大会を目指す学校も少なくない。
学校行事も、中学とは全く規模が違う。高校の文化祭に出かけて、演劇部や吹奏楽部の発表にすごく感動したって人も多いはずだよ。
友達との関係もそう。中学の時よりも、もっと深い関係ができる。恋と友情の間で悩む、なんて、今までにない複雑な人間ドラマを体験することだって、ひょっとしたらあるかもしれない。
高校時代は、中学の今よりもっと感受性が鋭くなる時だ。部活動や学校行事、友達と過ごす時間の中で、人間関係などいろんなことを学べる時だと、ボクは思うよ。
どっちにも授業や部活動があって、一見同じように見えるけど、決定的に違うのは、その「深さ」なんだ。
例えば部活動の練習は、中学よりもかなりハード。野球部の甲子園やラグビーの花園など、全国大会を目指す学校も少なくない。
学校行事も、中学とは全く規模が違う。高校の文化祭に出かけて、演劇部や吹奏楽部の発表にすごく感動したって人も多いはずだよ。
友達との関係もそう。中学の時よりも、もっと深い関係ができる。恋と友情の間で悩む、なんて、今までにない複雑な人間ドラマを体験することだって、ひょっとしたらあるかもしれない。
高校時代は、中学の今よりもっと感受性が鋭くなる時だ。部活動や学校行事、友達と過ごす時間の中で、人間関係などいろんなことを学べる時だと、ボクは思うよ。

一方「勉強」は、ただ単に内容が難しくなる、というだけではないんだ。
例えば、高校の授業では「選択科目」の割合がとても多くなる。
選択科目とは、勉強するかどうかを「自分」で責任を持って決める科目のこと。
「好きに決められるなんてラッキー」なんて喜んだ人、ちょっと待って。「自分で決める」ってことは、「自分から勉強しないと、何も進まない」ということでもあるんだよ。
選択科目だけではなく、高校の勉強はすべての科目が「自分で学ぶ」ことが前提となっている。
高校の先生は「コレを勉強しなさい」とは言ってくれない。だから、今のうちに「集中力」と「バランス感覚」を身につけて、自分で勉強を進められるようになっておくことが大切。そうしないと、高校に入って、「アレレ?こんなはずじゃ…」って、慌てることになるかも…!?
例えば、高校の授業では「選択科目」の割合がとても多くなる。
選択科目とは、勉強するかどうかを「自分」で責任を持って決める科目のこと。
「好きに決められるなんてラッキー」なんて喜んだ人、ちょっと待って。「自分で決める」ってことは、「自分から勉強しないと、何も進まない」ということでもあるんだよ。
選択科目だけではなく、高校の勉強はすべての科目が「自分で学ぶ」ことが前提となっている。
高校の先生は「コレを勉強しなさい」とは言ってくれない。だから、今のうちに「集中力」と「バランス感覚」を身につけて、自分で勉強を進められるようになっておくことが大切。そうしないと、高校に入って、「アレレ?こんなはずじゃ…」って、慌てることになるかも…!?
高校についてもっと知りたいなら、友達と一緒に高校のオープンスクールに出かけてみてはどうかな?
ちょうど今は夏休み。中学生を対象に、オープンスクールを行っている高校も多いはずだ。
もし、進みたい高校が決まっているなら、その高校の文化祭に出かけてみたり、先輩に話を聞いたりして、新しい情報をどんどんゲットしていこう。
今は興味のある高校がない人も、実際に自分の目で高校を見てみれば、何か新しいこと、気になることが発見できるにちがいない。
せっかくの夏休み、一足お先に「高校生気分」を味わってみるのもいいんじゃない?
~ 「ハロー中学生」2005年8月号掲載 ~
フジハラ先生と考える
僕らの未来につながる今
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僕らが大人になるころは?
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どうして今から進路を考えるの?
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勉強することに、どんな意味があるの?
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高校ってどんなところ?
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就きたい職業って、どうやって選べばいいの?
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高校入試でアピールすることの準備はできている?