自然観察指導員


<< 編集部の職業解説 >>

自然観察指導員 自然観察指導員は、より多くの人が自然とふれ合い、自然の大切さを理解するために自然観察会などを通じて、人と自然を結びつけることを目的に活躍するボランティアリーダーだ。
主な活動は休日などに地域や職場で自然観察会を開催したり、自然の変化を調べるボランティアグループなどの活動が多いが、実績を積むと小・中学校や自治体主催の観察会の講師として招かれたり、講演を依頼されることもある。職業としては、自然保護活動や生物多様性保全活動を企画・実行する企業の環境部署や、国や地方自治体の環境保全担当、自然の魅力や大切さを伝える自然保護NGOの職員やフィールドワーカー、エコツアーガイドなどで活躍の場がある。

自然全体が好きな人にはもってこい。
基本的にはボランティア活動が中心なので、生業にするには難しいが、自然やたくさんの人と関わりを持つことで、人生が豊かになり、生業とする仕事にも自然観察指導員から得たものを活かすことができるだろう。

自然観察指導員となるには、公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)の自然観察指導員講習会を受講し、登録申請する。
自然観察指導員の講習会は18歳以上の参加資格で1泊2日の野外実習と室内講義で、全国で年間12回以上開催されている。
登録された自然観察指導員には緑色の腕章とネームプレートが発行される。

【どこに行けば自然観察指導員に会える?】
-全国の自然観察会で自然観察指導員が活躍している。近所の観察会に参加してみよう。
https://nacsj.net/event?keyword=&cat_cat%5B%5D=event_watch

この職業解説について、感じたこと・思ったことなど自由に書き込んでね。

わからないこと・知りたいことは、働いている大人に聞いてみよう!

次はこんな職業も見てみよう!