ミキサー


<< 編集部の職業解説 >>

音響スタッフにおける「ミキサー」とは、調音装置(これもミキサーと呼ばれる)を操作して、複数の音のバランスを調整し、求められるイメージに合った音像を創り出す仕事。別項の「音響スタッフ」、「レコーディングエンジニア」、「PAエンジニア」などの仕事の説明を読めばわかるように、すべての音響の仕事を行う人は、ミキシング(調音装置を操作すること)がメインの仕事と言ってもよい。それだけミキシング技術、ミキサーという仕事は様々な分野で重要といえる。ミキサーは技術者だが、ベストな状態の音を創り出すためには高度な音感が必須であり、ミュージシャンやアーティストに匹敵する音楽的な勘やセンスがなければ務まらない。

どの会社に入るかによって収入は異なるが、ミキシングはかなり高度な技術が必要とされるため、会社内では優遇される場合が多い。

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