スポーツトレーナー


<< 編集部の職業解説 >>

様々なジャンルのスポーツ選手たちを常に最高の状態で競技できるように指導・育成するのがスポーツトレーナーの仕事だ。またスポーツ中に起きるケガなどの障害を予防したり、ケガを最小限に押さえたりする仕事もする。スポーツ選手の育成や指導の場合は、生活のリズムや食生活などのケアを行う専門的な分野として考えられており、鍼灸・マッサージの技術や、整体・柔道整復の技術を応用するトレーナーもいる。多くの知識を持つことで不測の事態にも対応することができるだろう。 一方、スポーツ時のケガの予防や回復などを目的とする場合では、単に運動の指導だけにとどまらず、運動不足からくる成人病やストレス、肥満といった問題を解決する、健康管理のサポート役としての仕事も含まれる。スポーツトレーナーを養成する専門学校では、健康運動実践指導者、スポーツプログラマー、アスレティックトレーナーなどの資格取得を奨励していることが多い。

「スポーツは根性」という風潮が弱まり、科学的になってきているスポーツの世界で、専門的な知識を持つスポーツトレーナーの需要は増すだろうが、人気の職業のため希望通りの職場に就くまでには、経験が必要。

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