ステノキャプショナー
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ステノキャプショナーの「ステノ」は速記、「キャプショナー」は字幕入力者という意味。聴覚障害者や耳の遠くなった高齢者のために、テレビの生放送を聞きながら、リアルタイムで字幕を入力し、文字で番組の内容を伝える仕事だ。生放送内での会話を瞬時に文字にするため、キーが10個しかない特殊なスピードワープロを使用し、1分間に300文字以上を入力する。作業は2人1組で行い、一人が入力した文字をもう一人がチェックした後、字幕として表示される。ステノキャプショナーは正確な国語力とどんな言葉も聞き漏らさない集中力が要求される。テレビでの文字放送が義務づけられ、業界でもステノキャプショナーのニーズが高まりを見せているとともに、高齢化社会に向けてもさまざまな場面で求められる職業といえる。この職業解説について、感じたこと・思ったことなど自由に書き込んでね。
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