介護食士


<< 編集部の職業解説 >>

介護を必要とする人の身体状態に合った食事を作るエキスパート。介護食士は、社団法人全国調理職業訓練協会が主催・認定する民間資格で、病気やけがの状態に適した介護食や病態食など、要介護者に最適な調理技術を身につけた人に与えられる名称である。具体的な仕事内容は、要介護者ならびに障害者に対して一般食や特別ケア食の調理を行ったり、利用者の好みに合わせた味付けや栄養補給に対応したりすること。また、各家庭や個人に対し、少量調理や食品保存の知識、衛生管理などの指導を行う場合もある。高齢者にとって、自分の口で一日三度の食事をきちんと摂ることは、食の喜びを味わうだけでなく、脳への刺激や健康的な生活につながる大切な要素である。安全で理にかなった食事づくりを通して、要介護者の健康維持と生きがいをサポートする役割を担っている。

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