宇宙開発技術者


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人工衛星の打ち上げや国際宇宙ステーションの建設など、人間が将来、宇宙で活動できるようにするための技術を開発するのが仕事。新しい素材・燃料などの開発やロケット・航空機の開発、通信機器の開発、気象観測や防衛、放送のためのシステム構築など、その分野は幅広い。日本では宇宙航空研究開発機構(JAXA)が中心となって、大学や民間企業などの研究機関と連携しながら研究・開発を進めている。

中国の有人宇宙飛行に続き、日本も通信衛星「きく8号/H-IIA11号機」の打ち上げに成功した。宇宙開発の分野は今後ますます加速していくことが考えられ、日本の基幹産業を創出する担い手として期待されている。民間企業の場合、大学卒の初任給は月給20万円程度、大学院卒者の初任給は月給22万円程度だが、その後は業績によって変動する。

大学の理学部、工学部、理工学部などに進学し、機械工学、宇宙工学、航空工学、電気電子工学、応用物理学、応用化学、システム工学、情報工学、建築土木学などを学んだ後、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、大学の研究施設や民間企業などへ就職。 ただし、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究員に採用されるには、大学院博士課程に在学または修了する必要がある。

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