格闘家・武道家


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一口に格闘技といっても、国や民族によってスタイルはさまざま。日本の伝統的なものだけでも柔道、空手、剣道、合気道、古武道のほか数え切れないほどある。さらに、ロシアのサンボやタイのムエタイ、韓国のテコンドーなど。ボクシングやレスリングもその範疇だ。職業としての形もさまざまで、道場を開いて広く弟子をつのる者、ファイターとして観客の前に立ち、ファイトマネーで生きる者、実業団に所属する者、また、師範となり各国、各地に伝導に赴く者もいる。多くの格闘技は国家間、民族間の戦闘のなかで護身、勝利のために生まれたものだが、日本の武道は勝負のみにこだわらず、人間形成の手段として長く国民に愛されてきた。その高い精神性が共感を呼び、世界各地で、大人から子供まで入門を希望する人も少なくない。現在、さまざまな格闘技、武道が日本国内で学べる。まずは興味のある道場の門を叩くことだ。強くなりたいからでもいいし、護身術のためでもいい。格闘技・武道を学ぶなかで、将来像が描けるようになる。職業としたいなら、入門は若ければ若いほうがいい。

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