ネイルアーティスト


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ネイルアーティスト爪をマッサージし、やすりで形を整え、欠けている部分をリペアして、マニキュアを塗り、人工爪やネイルアクセサリーをつけたり、絵を描いたりして美しくデザインする。圧倒的に女性が多い。客のヘアスタイルやファッションなどに合わせたデザインを考え、きれいに塗っていくため、手先が器用なことやファッション感覚に優れているほうがよい。また2枚爪などのトラブルを改善したり、爪の形を矯正したり、日常的なネイルケアのアドバイスも仕事のうちだ。日本でもネイルアーティストの専門学校が誕生しており、学校やスクール、講習会などネイルアートを学ぶ場はたくさんある。また本場アメリカで資格を獲得してもよいだろう。技術とセンスを磨き、エステサロンやネイルサロン、美容室などで働く。センスが認められれば、芸能人や有名人の専属ネイルアーティストになることも夢ではない。

<< 編集部の職業解説 >>

ネイルアーティストとはネイリストとも呼ばれる職業で、爪に関する美容を専門にする人をいう。ネイルサロンにおいて、痛んだ爪を整えたり、美しくマニキュアをほどこしたりする他、様々な美しい模様や図柄が描かれたネイルチップと呼ばれる付け爪を製作したりもする。わずか1~2平方センチメートルの付け爪に何十色というアクリル絵の具を使用してフリーハンドで描かれるネイルチップは、ミクロの芸術と呼ぶことができるものまである。ネイルサロン以外でも美容院やエステティックサロンでもネイルサービスがあり、ネイルアーティストの需要がある。必須資格ではないが、日本ネイリスト協会が1級~3級の民間資格を認定しており、これを取得した方が就職・転職に有利になる。

勤務当初は時給700~800円程度でネイルサロンに雇われるのが普通。ライセンスを持っていたとしても月給12~15万円程度。1つのサロンを任されるようになれば、月給20~30万円程度に。独立しても月100万円稼ぐような人はまだそれほどいないようです。(※1)

※1『これが年収だ!!』長崎出版よりp122

美容・デザイン関係の専門学校やネイルアーティストを養成する専門スクールなどで知識や技術を身に付けた後、ネイルサロンをはじめ、ヘアサロン、エステサロン、ブライダルサロンなどで働きます。必須となる資格はありませんが、日本ネイリスト協会主催の「ネイリスト技能検定試験(1~3級)」は一定の能力を示す目安となります。

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ネイルアート先進国であるアメリカでは州ごとにネイリストのライセンスが認定されています。中でもカリフォルニア州のライセンスはステータスが高いといわれています。外国の資格なので国内での法的な効力はありませんが、本場のライセンスだけにキャリアアップにつながるし、アメリカで活躍できるのは魅力のひとつといえるでしょう。(※1)

※1『好きな仕事実現シリーズ ファッションの仕事』学習研究社よりp149

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