家具職人
<< 書籍「13歳のハローワーク」の職業解説 >>
主にナラ、ヒノキなどの自然木で、テーブルや椅子などの家具を製作し販売する。人によってさまざまだが、職業訓練校で木工について学んだ後、家具メーカーに就職したり、工房で修業を積みながら独立を目指すことが多い。現在、家具職人は人気職種の1つであり、目指す人が増加しているが、受け入れ先はそれほど多くはない。また、収入の大部分は道具や材料の購入に回さなくてはならないので、家具を作ることによって生計を立てることができているのは、数百人程度である。しかし、近年インテリアや上質な家具にこだわる人が増えており、今後手作りの家具に対する需要は増加していくことが見込まれる。家具職人はいい家具を作ることと同時に、客がどのような家具を求めているのかを正確に把握できなくてはならない。
<< 編集部の職業解説 >>
イスや机、収納家具、ベッドなど、家具をデザインする仕事。企画・設計・素材選び・パース作成・制作現場への依頼など、一連の家具づくりの流れに関わる。 家具は実用品なのでデザイン性だけでなく機能性や快適性も大切な要素。使いやすく優れたデザインの家具を生み出すためには、どのような家具が求められているのか日頃からアンテナを働かせ、海外ブランド情報などもこまめに収集する姿勢が大切。色彩・デザイン・素材・加工法・使い心地のよさを追求する人間工学の知識なども必要だ。関連する資格として家具製作技能士、木材加工用機械作業主任者がある。この職業解説について、感じたこと・思ったことなど自由に書き込んでね。
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