声優


<< 書籍「13歳のハローワーク」の職業解説 >>

アニメ番組への声の出演や、洋画の吹き替え、CMや一般のテレビ番組のナレーションなどを行う。なかには一部の人たちの間で人気となり、CDを出したりコンサートを開いたりするような声優もいるが、一般的には映像に合わせて声で演技をする裏方的な仕事。報酬も特別恵まれているわけではない。現在は専門学校などもあり、そこでコネクションを得るか、オーディションなどを経て、声優専門のプロダクションに所属するケースが多い。

<< 編集部の職業解説 >>

アニメーションのキャラクターや、洋画や海外ドラマの登場人物の声の吹き替えをするのが声優の仕事だ。また、テレビドラマや番組のナレーションを担当することもあり、最近では歌手やイベント司会として活躍する人もいる。映画俳優やアニメキャラの口の動きに合わせて「声」で演じていく高いレベルの表現力・演技力が必要である。声を使い分けて一人で何役もこなすことも多い。最近ではゲームのキャラクターの声の吹き替えもやっている。

現在活躍している声優は1300人程度といわれています。ただし、声優業の人気は高く競争率が高いため、デビューしたからといって常に仕事があるとは限らない不安定な職業です。(※1)

※1『ニッポンの職業・しごと全ガイド2006』自由国民社よりp228

新人の最低ランクは30分のアニメ番組1本で1万5000円。CMのナレーションはギャラが高く、新人でも1本5~6万円程度に。月に2、3日しか仕事がない人もいれば、本業プラスタレント活動で年間数千万円稼ぐ人も。(※1)

※1「さんぽう進学ネット」より 

声優は声優プロダクションや劇団に所属して、番組や映画ごとのオーディションに応募する場合が多い。声優プロダクションに所属するためには、各プロダクション自体が運営する声優養成所に入ったり声優育成コースのある専門学校で学んだりするのが一般的なルートです。(※2)

※2『つくにはBOOKS No.3 2006年版』さんぽうよりp37

この職業解説について、感じたこと・思ったことなど自由に書き込んでね。

わからないこと・知りたいことは、働いている大人に聞いてみよう!

次はこんな職業も見てみよう!