誰もが最初から読めや目標は誰もが持っているものじゃないと思いますよ。
むしろ、早い内から持っている方が珍しいと思います。

ではどうすればいいか？
簡単です。自分で自分を追い込む。そのためには、目標という思い込みが必要です。
目標を実現できるかどうかは、目標を達成しようという思い込みがどれだけ強く、どれだけ自分を追い込むことができるかです。
自分を追い込んで、思いを実現するためにどれだけ動くか。それを目標に向けた努力といいます。
動くといってもわけもわからず行動していたのでは意味がありません。自分に必要なものは何かを考えて、足りないものを補うために動くことが努力です。

とても簡単なことなんだけど実行するのは難しい。
そんなの面倒だし苦しいだけですし、目標を掲げて動いても思い通りになるとは限らないからです。
それをわかっているから、楽な方に逃げるんです。要するに怠慢。

最初は軽い気持ちでもいいんですよ。動いてみて何か違うと思ったら軌道修正をすればいいんです。
間違いや失敗を恐れてはいけません。むしろ、今の内に多くの失敗や間違いをした方がいいし、今だから許されるんです。

あれこれ考えて動けなくなるより、まずは動いてみることが大事です。
自然科学が好きでその分野の勉強をしたいと思うなら理系にすればいいし、趣味に通じる仕事が良いと思うならそれでもいいと思います。必要なのは自分を追い込んで動くための目標です。

長所がない？長所と短所は表裏一体です。
冷静に自分のことをみつめて深く考えることができるのは長所だと思いますよ。
このメリットをデメリットとして見るならネガティブ思考になるのでは？
モノゴトなんてのは。視点を変えるだけでどのようにでも受け止めることができます。大事なのはどのように受け止めるかです。
自分の悪いところを理解しているのだから克服だってできますよ。自分の弱点を知っている人なんてそうそういないのだから、それをふまえつつ目標を探していけばいいんです。弱点を知っているということは、自分を追い込む方法を知っているということですしね。
そうやって自分を追い込んで頑張って動くことを努力といいます。

半月坊主さん
うーん・・・実は高校1年で進路を決めるなんて、とても難しいことなんじゃないかなーと思ってます。
私自身、今自分が就いている仕事（コピーライター）を知ったのが大学4年の時なんですよ。それまで広告を作っている人がいることすら考えませんでした。
卒業後に就職が決まったので、
学生時代は自分がこの仕事に就くなんて少しも思っていませんでした。

とりあえず、行きたい大学や将来の仕事を具体的に決めるのは置いておきましょう。
数学を専攻してたけど、洋服が大好きで大好きで、
アパレルメーカーに就職して、今はデザインの仕事をしている方を知っていますよ。
薬学部に進んで薬剤師になったけど、今は弁護士を目指して勉強している人もいます。
文学部に進んで公務員になったけど、その後看護士になった人もいます。
文系を選択して理系の大学に行った人もいますし、
私も文学部なのに建築系を受験しました。
（建築家も気になっていたんです。合格もしましたよ）
ちょっとだけ遠回りになったとしても気にしなければ大丈夫。
文理の選択＝大学＝一生の仕事ではないんですよ。

じゃあ何を手がかりに、とりあえず文理を選択しましょうね。

私が気になったのは、半月坊主さんが自然科学系が好きなのに、化学が苦手というだけで理系に進むことすらあきらめてしまっていることです。
苦手だからポイ！ではもったいないですよ。
例えばカラオケで新しい歌を練習する時、
「このメロディー難しい」で歌うのをやめてしまいますか？練習はしませんか？
苦手なのは今までの勉強の仕方や、出会った参考書や先生が、半月坊主さんのやり方に合わなかっただけかもしれません。
またまた私のことを書いて申し訳ないのですが、
中学時代にずっと数学が大嫌いだった私ですが、高校で出会った数学の先生の教え方や家庭教師の先生の教え方が良かったみたいで、高校卒業の頃には一番得意な科目になっていました。
苦手だった漢文や英作文も、自分に合っている参考書（超マイナーな参考書です）に出会い、これも得意になりました。
だから今は苦手かもしれませんが、今引っかかっている壁を超えたら一気に得意になるかもしれませんよ。

それに、
何も自然科学系に進むから絶対に化学で受験しなくてはいけないわけではありません。
進路指導の先生に思いきって聞いてみてはいかがですか？
文系の大学でも人類学系などで地球環境を学べる所はありますし、
理系でも生物や地学で受験できるのではないでしょうか？
（だって地球環境って生物や地質などが大切ですよね）


何も疑問を持たずにサラっと進路を選べたら楽なんでしょうけど、
私はこういう時に悩んで疑問を持って迷ってしまうのもいいと思います。
そういう思い悩める心は長所だと思いますよ。
あとは、ちょっと踏んばって頑張れるようになったら、それは本当に立派な長所です。


さらに、私のことを書いてしまうと、
私も社会に出るまでは極度に人見知りで
習い事をしたくても、そこに問い合わせの電話すらかけられないタイプでした。
世の中にも疎かったし、
最近になっても「こんな職業があるんだー」と発見ばかりです。
知らないことは知っていけばいいんです。
知ったような顔をするより、ずっといいと思いますよ。
がんばれー！

困った子だね（笑）でも良くココに来たね。
表現はわかりやすく正直だけど、こんな状況って君だけじゃないと思うよ。
閉塞感漂うこれが日本の今の現状だよ。

そんな君に、ただガンバレガンバレと言ったって聞く耳すら持たないだろうから、
今日は思いっきり”上から目線”で話すね。

君自身が”気づく”までは現状を変える方法はないよ。
だって何もやる気を感じさせないんだもの。

このまま行ったらどうなるのか予測してみるね。
何となく高校を選び何となく大学を選んでも、その先の人生にとって最も大事な
就職に失敗する可能性が高いよ。

第二次就職氷河期に突入したことは、親や教師から聞いてるかい？
つまり就職したくても、就職先を選んだら、就職できない時代になったと言うこと。
政府は新卒者緊急雇用雇用対策として様々な政策を打ち出しているけれど、肝心の
企業の求人の絶対数が減少しているのだよ。

大手製造業を中心に企業の繁栄と存続のため、法人税や従業員の給与の高い日本から、
中国や東南アジアなどに工場を建設し事業展開しているんだよ。
つまり事業の海外シフト。

少子高齢化社会の日本では重要は頭打ち、約14億人が住む中国やこれから大いに
発展が期待できる途上国に進出するのが当たり前の時代になったんだよ。
必然的に日本での雇用は生まれない。

日本には零細企業も含め約420万の企業がある。毎年新卒者が約60万人＋就職浪人
約20万としても数の上では勝っても求人募集がなければ君たちは就職先が見つからない
よ。

何時までも親のすねをかじって生きては行けないよ。何時か自立しなくちゃね。
どうやって食べて行くのか、そろそろ真剣に考えたほうが良いよ。

私がディーラーとして25年間従事した相場格言にこんな言葉がある。
「恐怖（不安）はすべて無知からくる」
知らないってことは「損」だよ。

今からなら未だ間に合うと思うよ。
直ぐに近くのハローワークに駆け込んでください。
職業適性検査を受け、新卒専門相談員さんと今後について直接質問してください。
きっと親身になって君の将来について考えてくれるよ。

就職は自分の意思と自己責任だよ。このことは忘れないで欲しい。
全ては自分の為と考えれば、何でもできるハズ。
人生無駄なことは無いもない。今こうやって君が悩んでいるのも成長の証だよ。

人間、本気になれば何だって出来るんだよ。今は一生懸命に眼の前の課題、
勉強に取り組んで欲しい。

ガンバレ！（あ、言っちゃった）