回答が遅くなってごめんなさい。

日本語教師として海外で働くまでの流れ、ですね。
入り口は二つぐらいでしょうか。

日本語教師養成講座で規定の時間数勉強するか、大学や大学院の日本語教育関係学科を卒業するか。

海外就職への入り口はたくさんあります。

養成講座の海外提携校で教える、公的な日本語教師派遣プログラムに応募する、海外就職を紹介するサイトなどで現地の日本語学校を探す、など。
あるいは大学や大学院で専門的に日本語教育を研究すれば、海外の大学で日本語を教える道もあります。進路的にはこっちの方が選択肢が広がります。
また、現地の人と結婚して、就労ビザではなく婚姻ビザで海外滞在しながら日本語を教えている人もいます。
教える場所も、日本語学校だけではなく、大学や、現地の日本人学校、現地の企業、個人と契約して教える、現地の教育テレビみたいのに出演するなど、いろいろなケースがあります。

給料などの暮らしの面ですが、もちろんいろんなケースがあります。
基本、円安は超歓迎で、今のように円高だと、海外で給料もらっても空港で円に変える時に超落ち込みます。

私が知る限り一番お金がイイのは、フリーランスで複数の現地企業と契約して教えるケースです。ただ安定的な感じはしませんね。
次は大学の常勤講師。単年契約も複数年契約もあります。日本円に換算すると少なくなってしまう国もありますが、総じて現地で一人で生活する分には十分なお金がもらえるはずです。ただし大学の常勤講師になるためには博士号が必要になる場合が多いです。
あと、公的な派遣日本語教師の給料は様々で、私もよく分かりません。調べてみてください。
海外の日本語学校で教える場合は、アジアが多いと思いますが、日本円で貯金ができる生活は難しいかも知れません。現地での生活ができないような募集は少ないはずですが。こんな感じですね↓
http://nihongo-online.jp/net/?page_id=258

私自身は養成講座修了後、大学院で修士号を取って、口コミで紹介してもらった韓国の大学で、毎年契約更新しながら、ずっと教えています。
今の時代、給料だけでお金持ちになれないのは、大体どの職業も同じ。節約しながら暮らすのが嫌じゃなければ、別に日本語教師でもいいと思いますよ。
どこかで聞いた言葉ですが、「一生生活に困らないお金があっても、その仕事をやりたいだろうか？」と自問するのは良さそうですよ。
ぜひ、「それでもやりたい」と思える仕事に就いてください。