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回答・コメントする(No.9459)
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就ける職はひとつ?職とは、、
[Q] はじめまして。さっそくですが、簡潔に質問させてください。
就きたい職業がたくさんある、そんなとき、先輩方は職を一つに絞られてきましたか?現実「一つ」であるものでしょうか。
わたしは大きくまとめて「つくること」に興味があります。例えば家の内装・空間、服、料理、デザイン、etc,,,趣味として満足し得るもの、絶対に仕事として常に付き合いたいもの、よく考えるべきだと思います。
しかし贅沢な話、興味のあることすべてを職に関わらせたいという希望があります。色々な方面で、自分を磨いていきたい・趣味の範囲をこえて自分という存在を認められたいと思います。これが私のやりたいことです。
現実をみていないだとか、自分のことばかりだとか、就職が厳しい今贅沢は言ってられないだとか胸を痛めることを言われたり聞いたりしてきていますが、どうであるべきなのかよく分かりません。自分の好きなことと仕事は責任を伴っているという点だけでも大きく違うのはわかります。ですが自分のやりたいことをするのはわがままですか。社会の役に立つということとは何でしょうか。もちろん何かをつくって誰かに喜んでいただけると嬉しいです。ですが自分の自己満足のために働くのかと言われれば、何も言えませんでした。
長々と失礼いたしました。
yoshiさん こんにちは
私は或る意味、好きな事を仕事にした側にいます。
ただ、趣味や好きな事を仕事にすることは
はんがんさんも書かれていますが、
結構、大変だったりします。
私の場合ですが、
好き故に、自分の感性が邪魔をして
クライアントの意向を汲み取りきれなかった事や
趣味の緩さを引きずって仕事を受けたばかりに
納品前に四苦八苦した事も多々あります。
現在は、そこまで間抜けな事はしませんが
時々、趣味だったものや好きだったはずのものが
仕事にしたばかりに、嫌いになりそうになりました。
それでも続けている理由をあげるなら
今の私には、これ以外の仕事は
正直、続けられないと痛感しているからです。
実際、家庭事情から本業の他に
派遣で短時間仕事をやってますが
他の方々が結果を出す中で、結果を出せない私は
恐らく向いていないのかもしれない…そう思っています。
そんな時、いつも戻ってくるのが
本業だったりするのです。
次にyoshiさんのやりたい仕事を見て
ざっくり言ってしまえば、
デザイン全般的に手がける仕事をしたい!
そういう事ですよね。
ならば、得意分野を作ることが必要だと思います。
服飾のデザインと住居のデザインでは
同じデザインでも求めるものが違ってきます。
さらに機能性なども含めたデザインを考えると
余計に専門分野の知識が求められてきます。
これに対処するには、まずは専門分野を自分で持つ事です。
yoshiさんの書き出された物を拝見する限り
住宅関係や建物に関係するものを
例えとして比較的多く書き出されていましたが
こちらの分野には興味はありませんか?
また、住宅よりもそこを彩る小物や家庭内で使う
電化製品のようなもののデザインであれば
工業デザイン的なものを学ぶのもよいかもしれません。
どの分野を選ぶかはyoshiさんが決めることですが
専門分野でしっかりとした活躍をすることで
他分野からも注目され、結果として他の分野からの依頼が入り
さまざまなデザインを手がける事になる訳です。
最初からすべてに関わることは難しいものですが
名刺代わりになる分野と活躍を持っていることで
周囲も正当な評価をしてくれますから
一つの職種に絞る考えではなく
専門分野を持つ為の仕事として考えてみてはどうでしょう?
こんにちは。仕事と興味、あるいは仕事と趣味というテーマは、およそ職業を持つ人すべてが何らかの形で考える話かもしれません。そういう視点から一人の社会人としてコメントしますので、適当に参考にしてみてください。
個人的には、趣味を仕事にできる人は、すごく強い、タフな人だと思います。理由は簡単で、趣味イコール仕事なら、その人にはもう逃げ場がないからです。趣味を持つ多くの人は、それが仕事とは多少離れたところにあるので、仕事がうまくいかなくてもそのぶん趣味を楽しむことで適度にバランスを取ることができますが、趣味がそのまま仕事になっている場合、そうはいきません。
世の中には趣味イコール仕事という方々もおられますが、一見楽しそうではあっても、お話を伺うと皆さんすごくシビアです。もちろん、それに応じて人生は私たち一般の社会人よりはるかに充実しているのかもしれません。が、その背後にはうまくいかなかった大勢の方々がおられることを意識する必要はあるでしょう。
そういう方々と私のような普通の(?)社会人とどちらがより幸せなのか、私には見当もつきません。もちろん、あなたにどちらがふさわしいかなんて、全く分かりません。ただ言えることは、私自身は趣味と仕事は別物、と考えた今の暮らしは、それなりに満足できるということです。
ただ、仕事に対して興味を持てることは重要だと思います。私も「モノを作るところに近いところにいたい」という興味から就職先を選んだのですが、これは正解だったなぁと思っています。様々な仕事を担当する中で、これまた様々なモノ作り(TV番組からすばる望遠鏡まで)のあり方と接することができたのは、会社内での地位とか給料とかとは別の次元で、とても価値あることでした。そういう部分への興味がなければ、私の社会人としての人生は、きっと違った物になったはずです。
つまり、私の中では「趣味と仕事は別物」とは別に「趣味と興味は別物」という概念があるのです。
どんな仕事に就いても、ある一定の範囲は、その人のわがままと言うか、あなたの言葉を借りれば「やりたいことをやる」という部分があります。その幅が広いか狭いかだけの違いです。例えばお堅い職業の代表例である裁判官は、実際には憲法と良心という制約を別にすれば、その裁判官が思ったことがそのまま仕事=判決になり得ます(まぁ制約は他にもありますが)。一方、いわゆる芸術系のお仕事は、一見自分のわがまましたい放題のようですが、それが世の中に認められない限り、1円の収入にもつながりません。
じゃあ、世の中(社会)で認められるって、いったい何? ということを、よく突き詰めて考えてみてください。こんなことに正解はありません(世の中には「これが正解だ」なんてことがたくさん言われていますが、結局は個人の問題です)から、あなたが仕事を持つまでに、こうだと思う何かを見つけてもらえれば、それでよろしい。
ただ、あなたがやりたいと願うことと、あなたが所属する社会があなたに期待するものとは、必ずしも一致するとは限りません。これはあなただけでなく、その社会を構成する人すべてに当てはまります。この矛盾をどう解決するかが、人生の悩ましい部分の一つだと、私は思います。だって本当に難しいんだから。
あなたがやりたいことが、あなたの所属する社会に、どんなことを与えてくれるのでしょうか? その答えが見つかれば、「やりたいことをやる」は、大いに意味のあることだと思います。
そうですか。回答ありがとうございました。
生の声をいただけて嬉しく思います。
迷って答えが出せないというなら、
その答えを見つけるために
まず体験、働くべきですね。
自分できりひらいていきます。
ありがとうございました。
こんにちは
私はあまり絞ってません。というか、絞ってたら今の仕事についていないです。
私の場合
・プログラマ
・コピーライター
・塾講師(バイト)
の経験があったので、教材書いて、それを教えてっていうことができています。(もっとも今も通過点だとは思っていますが)
で、「つくること」を全部やりたいと言ってもその分野は様々です。
たとえば携帯電話を作ろうって言った時に、携帯のディスプレイを作るのと同時に、ワンセグの視聴プログラムを作る!なんてことは現実問題不可能です。
ってなると何かに絞るのかなと思います。ただ、私のような合わせ技を使わないとなれない商売もあります。
私は人生で特別にこれをやりたいとか熱い思いは全くない人間です。あり合わせのテクニックでいかに高い給料もらえるか、それで定時にとっとと帰ってビール飲むか、くらいのことしか考えてません。(まあ、多少は勉強したり苦労するのが実情ですが…)
現実的に複数の歯車になれることはできません。
まず、何か絞って、たとえばそれが合わなかったら「次!」くらいの感じで生きてくのが割と現実的だと思います。
いくつも職を転々としたものの意見としてご参考になれば。