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回答・コメントする(No.9072)
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アルバイトについて
[Q] こんにちは。私はAquaと申します。
現在レジ打ちのアルバイトをしているのですが、
どうも接客は向いていない気がしています。
理由は
口下手な為、その時その時での適切な言葉遣いが
出来ないということが大きいと思います。
他に、てきぱきと動けない・判断力がない・知らないことも
知ったかぶりしてしまうなどがあると思います。
面接の時に“最低1年・2年は働く”という約束を
しているので、それは果たしたいと思っています。
しかし、その後はどうしようかと悩んでいます。
今の職場の人たちはいい人たちなので離れがたいような
気もするのですが、接客が向いていないことから
このまま働くのは辞めて別のアルバイトで働くか、
それともこのまま同じ職場で働くか。
どうしたらいいのでしょうか?
最終的に決めるのは私ですが、
皆さんのご意見をお聞きしたいです。
くまおじさんさん、またの回答をありがとうございます。
お話を聞いて、仕事が向いている・向いていないは
自分の人生を決める上では関係ないように思いました。
だから、ご質問の答えはNoです。
今の私の仕事は
①感動を感じたことはあります。ふとしたことでお客様と楽しい会話ができたとき、
とても嬉しく感じました。
②これはちょっと難しいですね。①の感動を自分や自分の愛する対象に
与えたことはないと思います。
ですから、1点かなっています。
でも、1点しかかなっていなくてもくまおじさんさんのお話を聞いたことで、
すごく気が楽になりました。
これからは仕事の成果だけを考えて、今の仕事を1・2年後も
しようと思います。
あと、「自分の苦労を褒めてもらいたくて仕事をやってるわけではない」のお言葉には
心を動かされました。
私は仕事をしていて「自分の苦労を分かってよ」とお客様に押し付けている節が
ありましたが、別にお客様に分かってもらう(褒めてもらう)必要はないんですね。
明日からは新しい自分で仕事が出来そうな気がします。
本当にありがとうございました。
なるほどなるほど
なんとなくあなたの悩みの内容がわかるような気がします。
<質問の答>
私が、あからさまに向いてないと思う仕事を10年以上続けている理由は、
『仕事に対して感じる満足が、仕事でやる作業と関係がないから』
とお答えします。
<解説>
仕事始めたばかりの若い方の多くがハマル勘違いがありまして…。
それは、仕事の成果と作業を同じように考えてしまうことです。
仕事を始めたばかりで振られるのは、一部の作業ですから
最終的な成果が見えにくいのであなたのような悩みを抱える人はたくさんいます。
本来、一光年くらい離れた全く別のものなのです。
例えば、ケーキ屋さんであれば、
自分が作ったケーキがそれを買ってくれた家族に
小さな幸せをもたらすことが仕事の成果であって。
作ったり売ったりすることは、必要な作業です。
仕事の喜びや、続けるモチベーションとなるのは、
私であれば、圧倒的に前者だと思います。
『うちの子は、ここのケーキじゃないと嫌と泣くんです』
とでも言われた日には、
『作るのが楽しいと思わない』なんて理由で廃業できますか
『手先が器用じゃない』と思うなら、それこそ死ぬ気で練習しますよね。
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こういう前提で、あなたに逆に問います
その職業における作業が『向いている向いてない』というのは、
職業選択で、最重要な事柄ですか?
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<それでもダメそうな場合>
それでもどうしても、作業が苦痛に思えるときは、
『私の仕事は、誰をどう幸せにするんだろう』
と考えてみてください。
私が思う最もやる気を維持しやすい仕事の条件とは、
①自分が実感したことのある感動・幸せ・感謝を
②自分や自分の愛する対象に供給する仕事
です。
つまり①が欠けると、顧客が喜んでいてもその喜びが実感できませんし、
②を外したら、自分の嫌いな相手を喜ばしても嬉しくありません。
自分のやっている仕事が、上記2点を外しているようなら
あなたの問題にしている『向いてるか否か』よりずっと深刻で、
真面目に『違う仕事を選んだほうがいい』と薦めます。
今の仕事が、上記2点にかなっているなら、
成果のほうを意識して日々の作業をすると、だいぶ楽になると思います。
これから先長く続ける仕事を選ぶ機会があれば、
この点を注意したほうがいいと思います。
★★メーカーの技術者の私は★★
(もちろん集団の一員としてですが)
世界で誰も実現できていない技術を、私の手で載せた製品が、
店頭に並び、多くの人の手にとられいろんな反響を聞く事ができます。
それこそ、こっちの苦労も全く知らない意見も多いですが、
別にそれを褒めてもらいたくてやってるわけではないので、それでいいのです。
ヒントになるかどうかわかりませんが、以上
職業人としてのあなたの幸せな未来が拓けることを
お祈りいたします。
くまおじさんさん、ありがとうございます。
よく考えてみると、私は何が自分に向いているか考えたことが
なかったです。
説得力のある答えは、私の中にはありません。
くまおじさんさんがおっしゃられている通り、
私は『近視なのにメガネをかけていない』、つまり努力を怠っていたかも
しれません。
想定される質問・回答をメモにして持ち歩く・・・分かりました。
確かにそれを見れば、間違った対応をしなくてすみそうです。
私はアルバイトですが、月に9万ぐらいは頂いてます。
これは私の中では高額です。
だから、適当でいいとは思いません。
ちゃんと努力をして、精一杯働きたいと思っています。
くまおじさんさんは、ご自分のお仕事が向いていると
思ったことはないんですね。
ちょっと質問なのですが、くまおじさんさんが今のお仕事を
続けてこられたのは何故ですか?
私からすると、向いていると思っていないのに
その仕事をし続けるというのは
とても忍耐力がいることだと思うのですが、
それでもその仕事を続けるのは
どんな意味があってのことなんでしょうか?
ストレス社会といわれるこの世の中、
何年も同じ所・仕事で働き続けている方を
私は「すごいなあ」と思っています。
自分もそんなことが出来るだろうか?と
常日頃、疑問に思っています。
何か秘訣があれば、ぜひ教えていただきたいです。
転職希望者への一般的な話でもありますが、
・他にやりたいことがある
・今より向いていると判っている仕事がある
ならば、(資金が許せば)今日辞めた方が良いでしょう。
ただ、向いてないという理由で仕事を辞める人で、
『じゃあ、なにが向いているの?』
という問いに説得力のある答えを持っている人は殆どいません。
そもそも、『向いている向いていない』というのは、
私が思うに仕事が『できるできない』と、まず関係がありません。
あなたの場合は、文面を見る限り
『近視なのにメガネをかけていない』だけのような印象を受けました。
★★以下説教くさいので見たくなければ無視でOK★★
仕事で、何か周囲に迷惑をかけるミスが(複数回ならなおさら)あったなら、
そこであなたがやるべきなのは、それを防ぐ何らかの方法を導入することです。
問答に失敗したなら、それに対する正しい答を紙に書いてください
他の想定質問・回答を100以上考えてメモにして持ち歩いてください、
聞かれたら、それを見てください。
間違えた対応をするよりずっとマシです。
他にもっと効果的な方法があるならそれでもかまいません。
そういう努力をするのは職業人として当然と私などは考えますが
あなたはやってますか?
そんな努力の前に思考停止しているならば、他のどんな仕事に就いても、
またあっという間に『向いてない』と思うことになると思います。
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『アルバイトなのでそんな給料は貰ってないから適当でOK』
と思うのであれば、それは考え方としてはアリでしょう、
(雇用者としても、そういう人を想定して人件費を設定しています)
ただ、『向いてる』仕事とか、そういう高望みはしないように
割り切る必要があると思います。
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私は、メーカーの技術者なので、
例えば、悪意を持って間違いを仕込めば
年収の10~100倍の損失を出すことは、1分で可能です。
どんなに優秀な人が、誠実に仕事をしていてもミスが入る可能性は常にあります、
だから新人は、何重にも抜けがないようにチェックを入れるようなやり方をまず叩き込まれます。
例えば、
全ての仕事にチェックリストを作り、
そのリストを自分以外の誰かの確認を受けて初めて仕事に取り掛かり
一つ一つ仕事が終わるごとにチェックし、リストが全て塗りつぶされたら、
また自分以外の人に確認をしてもらってようやく一つのタスクが終わり。という感じです。ベテランになればなるほど責任は重いので、
こういう小学生みたいな泥臭い確認はむしろ厳しくなります。
適当にやってミスを仕込んでたら、あっという間に仕事来なくなりますからね…。
(こんな仕事が自分に向いていると思ったことなど私は一度もありません)
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将来的に、プロとして充実した仕事がしたいと思うのであれば、
やれることは、やるべきでしょう。
極論すると、車のドライバーをするのに
視力が0.1か1.0かは何もしなければ大きな差ですが
メガネをかければ、何も支障になりません。
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