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回答・コメントする(No.9056)
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職業内容について質問です(ライター・インタビュアー)
[Q] 今年の秋から就職活動が始まる大学3年生です。
今私は留学を考えていて、募集締め切りの10月末まではそっちの勉強に力を入れるつもりです。学校の交換留学制度で、TOEFLの点数次第で留学行きが左右されるのですが、留学が確定してもしなくても11月からは就職活動を始めるつもりです。
就活支援サイトに志望企業の登録を急かされ、そろそろ少しは就職について考え始めなければと思い、このサイトで興味のある職業とその内容について情報を集めていました。
色々と考えているうちに、自分の興味が何かが具体的にまとまりライター・インタビュアーの2つの仕事に目がとまりました。
ライターに目が留まったのは活字を読んだり見たりするのが好きだからです。
インタビュアーは、このサイトで上がっている村上龍さんのインタビュー動画を見て、村上さんに質問をしているインタビュアーの方の姿を見かけたのがきっかけです。
どちらの仕事も自分の目や耳で確かめたこと・それについて考えた事を世の中に伝えていると言う点に凄く惹かれました。
ですが具体的にはどんな仕事をしているのでしょうか。
ライターの職業を読んだのですがあまりよく内容がつかめませんでした。ライターの方がいたら、ご自身が仕事をした物の具体的なお話を聞かせて欲しいです。普段どんな仕事をしてるとか、一日のスケジュールはこんな感じなど・・・
それとインタビュアーにはどういう経緯でなる事が出来るのでしょうか?インタビューと言っても今回見た村上さんのようなものもあれば、音楽のアーティストのインタビューもあると思いますし、色々分野ごとに分かれているのでしょうか?
質問が長くなりましたが、最後にもう一つだけ・・・
私は大学卒業してすぐにこの2つの職に付きたいのではなく、どこかに就職して社会経験を積みたいと考えています。上に挙げた二つの職業はその後でもなれる可能性はありますか?やっぱりきついのでしょうか?
よろしくお願いします。
アツキチさん
お返事ありがとうございます。
あと、お名前を最初、間違えて入力してしまいましたね。
ごめんなさい。
ライターとして恥ずかしいですっっ!!
文章を書いて豊かな生活をしようと思うと話はまた変わってくるのですが、
「書きたい!読んで欲しい!」という気持ちがあれば、
インターネットが発達した今、表現する方法、ライターになる手段はたくさんあります。
がんばってくださいね。
彩子さん
回答ありがとうございます!
ライターのお仕事は自分で動く場合もあれば、出版会社の企画に沿って仕事する場合もあるのですね。ライターのお仕事は色々な形があるんですね。
このお仕事は勤めている出版会社で仕事をするという想像をしていたので、映画祭に行っている方の話を読んだ時、こんな風にやったりできるんだ!と驚き発見でした!
やはり自分がした事をかけるのって素敵ですね。
いつか私も自分で経験したり、見たり聞いたりして思った事を書きたいです。
文章を書いてみたりこつこつやっていきたいと思います。
あすかそうさん
回答ありがとうございます!アツキチです。
ライターの仕事は撮影までこなすのですね。文章をまとめる以外にこんな作業があるなんて驚きました。このお仕事は自分で動くというのが大切なのですね。
あすかそうさんのお仕事の中身まで丁寧に書いていただいたので嬉しいです。
おかげでどんな作業をしているのか覗く事が出来ました。
最近業界研究など始まったので参考になります。
ありがとうございました!
おのけんじさん
回答ありがとうございます!自分の質問を見つけてもらえるのは難しいかもと思っていたので、とても嬉しいです。
最近学校で業界研究の本をもらい読んでいましたが、やはり出版業界は厳しいのですね。
インタビュアー(ライターも)は一人でこなさなければならない作業が多いのですね。漠然と文字を書くことしか考えていませんでした。仕事も自分の足で出向くんですね。
仕事の流れから報酬のことまで書いてもらえたのでこの仕事の概念がはっきり出来てきました。丁寧にたくさんの事を書いていただきありがとうございました!
アッチキさん
私はコピーライターが本業ですが、
フリーで動くようになってから、雑誌などの仕事も多く入るようになり、
インタビューをして記事を書いたりもしています。
インタビューは一般の方や芸能人、何かの専門の方など、様々です。
私は自分で企画を持ち込むことをしていないので、
編集の方が持ってきたテーマに沿ってインタビューをしています。
私と編集の方が企画に合うように話を聞き出すこともあれば、
対談のようなものを私が横で聞いて
それをインタビューのように記事にまとめることもあります。
もちろん対談記事としてまとめたりもします。
要点をわかりやすく、面白い流れになるようにしながら決められたスペースにおさまるように記事をまとめるので、
わかりやすくコンパクトに伝えるという意味では、コピーライターとしての制作会社での修業が役に立っていると思います。
フリーランスだと1日のスケジュールはまちまちですが、
例えば、編集さんから「こういうインタビューをお願いしたいのですが」と電話が入ると、スケジュール等を調整して、編集さんと打ち合わせをし、約束の日時に現場に向かいます。
取材後は編集さんと、その日聞けた話をもとに再度軽く打ち合わせをして、
締め切りまでに自分でペースを調整して書きあげます。
なので、スケジュールがタイトな時は徹夜もしますし、逆にゆとりがある時は、割と規則正しく生活しています。
確かに音楽や映画、ファッションなどジャンルはいろいろあります。
私はアパレルの広告を作ってきたので、自然とファッションの仕事が多くなっています。
ただ、私の場合は意識的に専門を作ったわけではないので、他のジャンルも自分ができる限り対応しています。
映画や音楽専門のライターの方は、最初に映画や音楽雑誌の編集部で仕事をしていた方や、映画祭などのパスを取って記事を書き、そこで作品数を増やして売り込みをした方、編集部に営業に行く際に自ら「音楽ライターです」などと名乗った方など、様々です。
この仕事を始めるのに年齢制限があるわけではないので、書くことから離れずに、また自分が何を書きたいかを明確に持っていれば、いつでもチャンスはあります。
実際、まったくライターとは関係のない会社で仕事をしながら、国際映画祭を飛び回って記事を書いている映画ライターさんもいます。その人の場合はライターで食べることは考えていないようで、ただ大好きな映画のそばにいたいということだそうですが。書きたいことが明確かつ、いつでも書けることの一例かと。
アツキチさん こんにちは
私の仕事はライターやDTPがメインの仕事になりますので
その観点からコメントしますね。
私が請け負っているライター仕事は
どちらかといえば、大衆的なものです。
ある時は、一般家庭を取材、リノベーション住宅の記事を書き、
またある時は、飲食店情報の取材から記事作成、
他にも学校の解放図書館や習い事、イベントに関するもの等
色々書いていますが
そのほとんどが、『取材』『撮影』『記事作成』
この3つをセットでしています。
しかし、ライターといっても
ただ取材して書くだけでは、仕事を待っている状態になりますから
自分で仕事をつくる事も時には必要です。
それが『企画』になり『営業』にもなる訳です。
とあるポータルサイトで、取材先がすぐに見つからず
しかし、コンテンツの情報更新が止まっていることを避ける為
いくつかの提案をしたことがあります。
その中には、取材が必要なものから
取材ナシでも書けるものまでを提案し
結果、なんとかつなぐことができました。
ライターさんによっては、そこまで仕事をするのはどうか?
そう考えられる方もいるかもしれませんが
私は、そこまで仕事をすべきと思っています。
また、他で社会経験を積んだ後にライターやインタビュアーに
なることは可能か?ということについて
アツキチさんがどんな社会経験を積んでくるか
また、ライターになって、どんなことを発信したいのか?
それが明確であるのなら
決して無理ではないと思います。
ただ、書くことの習慣や経験は若いうちに積んでおくと
ある程度の年齢になってからスタートするよりも
ライターとしての良い習慣が身につけやすいように感じます。
もし、社会経験を色々積んでからと考えるなら
大学在学中にサークル活動などの充実や
イベントなどのボランティアに参加してみてはどうでしょう?
就職活動をしつつのボランティアは大変でしょうが
逆に言えば、学生だからイベントのボランティアができる時間を
作り出すことが可能だったりもしますので
そのあたりから、社会経験を積み始めたほうが
もしかしたら良いかな?と思いました。
ゲームライターです。最近の主な仕事は「小野憲史」でググってみてください。いろいろ出てきます。
インタビュー系ライター志望とのことで、若干自分とは範囲が違いますが、被るところもありますので、書いてみます。
ライターにはいろんなジャンルがあって、インタビュアーもその一つです。僕もゲームのニュース記事・コラム記事・インタビュー記事・レビュー記事などを中心に仕事をしています。インタビュー専業の方もいると思いますが、僕の場合は全体の一部です。
インタビュー記事と並んで多いのが、対談のまとめ記事など。この場合は自分で司会をすることもあります。あと聞き手(インタビュアー)が別にいて、自分は記事にまとめるだけ、とかですね。
記事の体裁もバラバラです。いわゆる「一問一答」形式でまとめることもありますし、記事風に書き起こすこともあります。インタビューはあくまで予備取材でしかなくて、幾つかのインタビューを元に、一つの記事を書くこともあります。取材=インタビューだと思えば間違いはないです。
インタビュアーに限らず、出版業界は変化の時代を迎えていますので、なかなか新人が割り込むことができない一方で、インターネットですぐに情報を発信できる時代でもあります。
これからは文字だけでなく、動画でインタビューするスタイルも増えてくると思います。すでにウェブ媒体ではカメラマンをライターが兼務するのが当たり前になっていますし、今後も「何でも出来る」器用な人が求められるとは思います。
仕事のスタイルですが、何もなければ朝8時から夕方5時〜6時まで、自宅で作業することが多いです。取材が入れば、適時出かけていきます。
収入ははっきり言って少ないです。同年齢の人の1/3〜2/3ではないでしょうか。ぶっちゃけ兼業主婦で、基本的に自宅にいるので、平日の食事と洗濯は僕の仕事です。年収も妻の方が多いです。ただ、これはあくまで僕の例なので、参考程度に考えてください。
インタビュアーのなり方ですが、今なら大手出版社が運営する、ウェブのニュース媒体に記者として潜り込むのが一番のオススメだと思います。そこでいろんな取材経験を経て、独自の人脈を形成し、独立するのが近道ではないでしょうか? なんにせよ人によって千差万別ですので、一般論としての回答が出来ないことはご了承ください。