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回答・コメントする(No.8814)
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スポーツのお仕事
[Q] 私はJリーグの試合のときなどに選手のけがの手当てをするような仕事をしたいのですが、職業名がよくわかりません。
わかる方がいらっしっやれば回答をお願いしたいのですが。
アスレティックトレーナー、スポーツトレーナー、メディカルスタッフ、スポーツドクター、の違いって何ですか?また他にこのようなスポーツ選手とかかわれるような仕事がありましたら教えていただけるとありがたいです。

アルビレックス新潟のように、専門学校と提携してトレーナーの育成をしているところもありますが、そこでも、毎年、Jリーグに就職できるはずもなく、そういうスタッフ育成がたとえ全チームになったにせよ、全くの「狭き門」だと思います。

一般の会社員のように、毎年、退職する社員がいて、その代わりに新入社員を採るという職場ではないからです。
そこのところをご理解下さい。

別のスレでも書きましたが、スポーツのメディカルスタッフは、日本では、まだまだ始まったばかりの職種です。
あるJリーグの有名チームが経営難で、「身売り」をするかもしれない、ということが大きなニュースになっていますね。
つまり、「スポーツを楽しむ」ということと「経営として成り立たせる」ということは、
なかなか両立しないのです。野球だって、パ・リーグに客が入り始めたのは、ここ数年です。
そういう球団にとって、メディカルのスタッフを潤沢に雇う財政的な余裕はないのです。経営の手腕は、「いかに人件費を安く抑えるか」で決まるからです。
ですから、たくさんのスタッフを雇うはずもなく、「資格ビジネス」でトレナーの資格を持った人がたくさん生まれても、それだけの人がすべて就職できるようには、まずならないでしょう。
募集は、各球団で行われるはずですが、現在、そのチームのスタッフが「間に合って」いれば、当然、新しい募集はありません。
あきちゃんで~すさんありがとうございました。
いずれにせよその仕事だけでやっていくということは大変なようですね。
ところで!!
私はサッカーのサポートの仕事がしたいのですが全く知識がありません。
どのようにしてサポートするスポーツが決まるのですか?

追伸
それらの方の肩書きは、「専属医師」「専属カウンセラー」ではなく、大学の教授などをしながら、「嘱託」(その期間だけ頼まれること)としてその競技に関わっている方が、ほとんどだと思います。

JOC(日本オリンピック委員会)のスタッフの一覧表です。
一番下の方をみると、一つの競技に対して、いかにたくさんの医・科学スタッフがかかわっているか、わかると思います。
http://www.joc.or.jp/goldplan/people/index.html

ASUKAさんへ
水泳の北島選手がオリンピックの前に、脳外科の先生から「勝負脳」について講義を受けたのは有名な話ですね。本にもなっています。
そのように「スポーツ心理学」の分野も、アメリカの影響で日本でも進んできています。
専門は、心理学者や脳外科の先生などです。有力な選手や競技団体には、そのようなスタッフが用意されることが多くなっていますね。
こんにちは。
みなさんわかりやすい回答ありがとうございました。
私がやりたいのはたぶんスポーツドクターかなっと思っています・・・
選手にテーピングなどの治療をするのもスポーツドクターの仕事ですか?
選手の心のケアなどもする仕事はなんていうのでしょう?
わかる方回答をお願いします!!
追記します.
怪我などの直接的な処置以外にも,「ドーピングコントロール」といって,不正薬物の使用などを防ぐための管理などをするのも,ドクターの仕事です.やりがいはありそうですね.・・・直接生計には結びつかないんですけれど.
とりあえず医者なので,ドクター関係の事について述べます.
怪我の手当は医療行為ですので,医者しかできません.ご質問の中でメディカルスタッフやスポーツドクターというのがこの範疇に入ります.
実例としては,大学時代の整形外科の助教授が日本サッカーチームのチームドクターを,講師がスキーチームのチームドクターをやっていました.オリンピックの選手団に入っていました.このほか,トライアスロンや自転車チームのドクターをやっていた方や,Jリーグのスタッフドクターをやっていた先生もいます.サッカー関係の先生方は,ベンチに入っているところをテレビで見ましたね.ちなみに自転車チームの先生は女医さんです(ご自身もトライアスリート).
あと直接面識のない方ではありますが,プロレスラーのジャガー横田さんの旦那様は,リングドクターをやっていましたね(確かそれが馴れ初めではなかったかしら).
医者になれば,トレーニングや治療などでスポーツ選手と関わりになれる可能性はありますね.スポーツドクターについては,整形外科医などを対象とした講習会があったりします.
ただし,これはあくまでも「副業」です.試合や遠征毎に報酬は支払われると思いますが,その額は微々たるものです.要はバイト.基本的に皆さん本業を持っています.

この中で、「スポーツドクター」は「医師免許」(国家資格です)を持った人、ほかはそうではありませんね。日本には「医師法」という決まりがあって、医師以外の者の医業は禁止されいます。各トレーナーは、「民間資格」です。
それぞれの認定は、「日本体育協会」などが行っています。
その二つ以外の違いは、「使う場合によって違う」という程度なのではないでしょうか。メディカルスタッフにはトレーナー以外に、医師・看護師などを含む場合もありますね。