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回答・コメントする(No.8392)
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進学と就職
[Q] 僕は今中2で、もうすぐ3年生になろうとしています。
自分にあっている仕事がわからなくなりました。
以前は教諭を目指そうとしていたのですが、急に自信がなくなってしまい、このサイトの診断をうけてみてもあまり興味のない仕事でした。
担任には無理矢理でも将来の夢や進学したい高校を決めろと言われています。
僕はどのようにして進学する高校や職業を決めれば良いのでしょうか?
ハロワのおじさん さん、度重なる質問にも丁寧にお答えいただきありがとうございました。
自分ひとりで悩むのではなく、本当に困ったときには人の助けを借りるということも大切なのですね。
僕は、家族から「無表情・無感情」などといわれていますが、まずはそのようなところから変えていかなければいけないのでしょう。人と触れ合うことを苦手としていたり、昔から反骨精神があったり、マイナス思考だったりと、直すべきところがたくさんあるので苦労しそうです。
人生は一度きりですから、後悔しても仕方がありません。自分の決めた道を信じてみたいと思います。
これから選ぶ高校は君の将来の進路決定の重要な場になると私も思います。
高校で出会う沢山の同級生の中に君の大事な友達や一生の友人が見つかると
思います。そしてまた人間形成に大きな影響を受ける教師に出会えるかもしれません。
自分の適性を、記憶に残る幼稚園の時代から今までを振り返り、君の強みと長所を
発見してください。自分でわかってるつもりでも、案外他人から観る君は違って見える
ものです。是非、親を含め周りの人たちに君がどう見えるのか、聞いて見るのも一考です。自分の知らない自分が見つかります。
積極的に高校の情報収集をしてください。スポンサーの親とも良く相談してください。
今現在、進路が決まらないことに何も焦ることはありません。
社会も世間のことも何も知らない君に正しい進路決定がそもそも出来るはずが無いのです。(間違っていたらごめんなさい)恥ずかしくもなんともない、ごく普通の中三だと私は思います。
何が正しくて何が間違っていたのかなど、誰にもわかりません。
あの時はこう判断するしかなかった、他の選択肢は無かったんだと、
多くの人は考え、決断しているのです。ここで大事なことは、自らの決定・決断を
決して後悔しないことです。人生に正解などもそもそも無いのです。
仕事に関して言えば、縁があり与えられた仕事に自分が合わせ、そしてその仕事を
好きになることが大事なのです。好きを仕事には、実現できれば幸せだとは思いますが、はたしてそれが叶う人が一体何人ぐらいいるのでしょうか。
高校生生活の中から、自分の将来の居場所を探し始めれば良いでしょう。
だからこそ、学ぶ目的を持って高校選びをしてください。
今何もない君は、これからの中学校生活、そして高校生活の中で、周りの友だちや
教師から強く印象付けられる、生き方、学びかたなどなど、良いものがあると感じたら、積極的のそれを”まねて”ください。
良いところ、悪いところを取捨選択し、KUROMAさんの個性を創りあげるのです。
それを一生続けて行くのです。つまり勉強は一生なのです。
真剣に現実と向き合ってください。
大事なことは、君は一人じゃない、という事。困ったことや不安なことがあれば、
素直に人の助けを借りれば良いのです。
と言うことで、本日の結論は、これからは適当ではなく、”真剣”にです。
まだまだアドバイスしたいことがありますが、今朝はここまでにしましょう。
くまおじさん さん、ハロワのおやじ さん
回答ありがとうございました。
お返事が遅れてしまい、申し訳ありません。
くまおじさん さんの回答から、
○自分が喜びを感じる仕事
○自分が愛する対象に提供できる仕事
という二つのポイントが大切だとわかりました。
しかし、僕には特別喜びを感じることや、愛するものが見つかりません。
したがって、好きなことを選ぶことはできません。
好きなことはあるのですが、それで食べていけるとは思っていません。
ハロワのおやじ さんの回答からは、
○自分が絶対にやりたくない仕事を考えること
○頭か体、どちらを使った職業かを考えること
の二つのポイントを教わりました。
僕は人と接することが苦手なので、大勢の人を相手にする仕事はやりたくありませんが、今の就職難の時代では贅沢なことなのかもしれません。
また、僕は毎日体を動かすのは嫌になりそうなので、頭を使った仕事を選びたいと思います。
これらの四つのポイントから、
自分が愛するものに提供できて、それを喜びと感じることができ、やりたくない仕事やタイプを頭に入れておくことで、自分に合った仕事を絞り、自分の未来を創って生きたいと思います。
ただ、大雑把に決めるといっても、高校選択で将来が変わる気がしてなりません。
高校まで適当に決めて良いものなのでしょうか?
結論を先にアドバイスします。
とりあえず、適当に、進路を決め担任に報告してください。
エエー、そんなんで良いのと疑問を持つと思います。
しっかりと下記の私の考え方を読んでみて下さい。
適当に決める際のポイントは、
①まず自分が絶対にやりたくない仕事を考えること
②大雑把に、頭を使う仕事か、体を使う仕事かを考える
(勿論、ガテン系の仕事でも十分に頭を使いますが)
何故私がこんな発想するのかを説明します。
君は、社会も学校と同じで”常に正解”求められると勘違いしていませんか?
君は、担任に報告する進路が絶対に変えられないと思い込んでいませんか?
君は、日本が大きな歴史の転換点を迎えていると、親や教師から教わりましたか?
君は、2月1日現在の今春大学を卒業する大学生の就職内定率が80%、記録をとり始めた200年以降最悪だと、親や教師から教わりましたか?
君は、何も準備しなければ同じ状況になるかもしれませんが、それで良いのですか?
就職に成功するのは力のある人ではありません。一番準備した人です。
仕事はやってみなければ、できるかどうかわかりません。
最初の就職は宝くじの様な物、当たるかどうかわかりません。
最近の若者の意識調査によると、若者は今の親たちの生活、先の見えない不安な
日々をおくる大人たちを観て、終身雇用、大企業就職希望、安定した企業への就職を希望しているとのことです。しかし自分の運命を企業にゆだねている限り、それは幻想です。今後は安定した企業も安定した仕事もありません。
運命は自ら切り拓く時代になります。つまり手に職、その道のプロにならなければ
常に仕事の先行が不安定になるのです。
世界が益々グローバル化する時代、これからの日本は大変化の時代を迎えます。
それは内なる変化ではなく海外から変革を求められるからです。
今の若者の悩みは職業が多すぎて選びきれないことです。職種は約3万あると言われています。正しい勤労観、職業観を育むキャリア教育を本格的に実践している中学校は
日本ではわずかだと思います。君と同じ悩みを持つ中学生は沢山いると思います。
これは君自身の問題ではなく、日本全体の問題です。私たちダンカイ世代が各地で立ち上がり、中学校でキャリア教育を実践していけば、何時かそれが役に立つと思います。
そんな理想的な社会が実現するには未だ時間がかかります。
とりあえず君は、目標を定め、今から準備してください。
多くの人は困難な時代の先には明るい未来があると信じて生きていきます。
でも、困難な先にはより困難な時代が来ることもあるのです。
だからこそ、人一人ひとりが気持ちを強く持ち、一生懸命勉強し努力し、
夢を実現しなければなりません。
私は未だ経験していませんが、人生最後はバランスがとれるものです。
成功も失敗も挫折も、何でも経験するのが人生です。
人の能力に差などありせん。違いがあるのは、やる気と根性です。
結局、自分を大切にして、たった一度の人生を生き抜くしかないのです。
何が良くてなにが悪いのかなど誰にもわかりません。
毎日を大事にして、ベストを尽くしてください。
沢山の人と良書との出会いの中から君が将来目指す職業が見えてきます。
それまでは、何にでも関心を持ち前向きな気持ちで生きてください。
私が君に逆立ちしても叶わないことが、たった一つだけあります。
それは君の若さです。若いってことは、未来にあらゆる可能性があると言うことです。
何時か君が情熱をかける仕事と出会うことを祈ります。
以上。
このサイトで、よく
『私にあった仕事はなに?』
と聞いてる質問を見ますが、
それを見つけるたびに私はこう思います
『そんなの誰にも分からんし誰かがそういったら、
君はそれを信じて人生を決めるのか?』
仕事の適性とは、
同じ仕事に専心して数10年たってみてようやく、
なんとなく推測できるような種類の事柄です。
途中で、分かったと思っても、
それが正しいかどうかは、誰も保証してくれません。
私も、10年来同じ仕事を楽しくやっていて、
それに見合うそこそこの実績も積み重ねてきましたが、
今の仕事が適性として自分に合っているとは、
正直なところ、これっぽっちも思いません。
バリバリと成果を上げている人も、他の職種なら
今の10倍儲けてるかもしれないし、
全くウダツガあがらない人はに関してそれが職業適性の問題なのか
単に能力が足りないだけなのかは、全く切り分けができません。
職業の選択に関しては実際のところ、
適性が分かるころには、やり直しも効かないので、
1.始めた仕事に自分を合わせる
2.少ない回数のうちにマシなものを選ぶ
3.職種を変えられなくなるまで変えまくる
くらいのパターンしかありえません。
現在の日本の社会で、会社員として上にいける人は、
上記の順番で行くと、おおよそ8:2:0くらいのものです。
何をやるにしろ継続できない人は、全く評価されません。
<上記を踏まえて>
自分に当てはまるかどうかも根拠の薄弱な
適職診断如きに人生をゆだねるくらいなら、
別の職業選択の方針を奨めます
《好きなことを選んで、とことんやり抜け》
ということです。
やる気が持続しないと、結局成長しないので
最終的な到達点も低くなりがちです。
そのヒントになるかどうかは分かりませんが
私が、考える最もやる気の維持しやすい仕事とは
★あなたが実感したことのある喜びを
★あなたの愛せる対象に提供する仕事です。
このポイントをおさえておかないと、
かなり辛い職業になりがちです。
要するに、感じたことのない喜びは実感がわかないし
嫌いな相手を喜ばせても嬉しくないからです。
・子供のころ買ってもらったカメラが嬉しくてメーカー
・難病の親を救ってもらって医療関係
・パソコンオタクがプログラマー
とかは、続けるのが苦になりません。
逆に
・子供が嫌いなのに保育士
・ジジババを毛嫌いしているのに介護士
・金持ちが嫌いなのに、富豪の資産管理
想像するだけで…かなり嫌です。
嫌なことを我慢してやるのは
人生もったいないと、個人的には思います。