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回答・コメントする(No.8278)
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「国連職員」は秀才でないと駄目ですか…?
[Q] 私立中学に通う中学2年生です。
私は”人の笑顔”を見るのががとても好きです。
戦争や災害、発展途上などの問題を抱えている国の人々、この地球に生きるもの全てのために国際社会に貢献したいと思っています。
そうして「国連職員」を目指そうと思うですが、私は秀才ではありませんし、”ずば抜けて”というものがありません。
社会の歴史はとても興味が惹かれます。
理科の生命の神秘や謎といったものにもです。
だからこそ、この星の役に立ちたいのです。
しかし、英語も平均的で会話能力も低いです。
家の事情で韓国語を話せるくらいです。
英語には興味も意欲もあるのですが・・・
こんな私が国連で働けるようになるには、
どんな努力が必要で、進路があるのでしょうか。
今からでも、間に合いますか?
秀才や天才でないとやはり国際社会には通用しないのでしょうか・・・?
ご回答のほど、よろしくお願いします!!!!!!
その答えを、自ら見つけられる人だけに、
国連職員の門は開かれていると、私は思います。
秀才も天才も育つ環境の中から生まれてくると私は考えます。
環境が人を創るといっても良いでしょう。
目指す職業のある貴方は幸せです。その夢を自分自身で実現してください。
何時も明るく前向きな、プラス思考の人になることを希望します。
必要なのは何と言っても、コミュニケーション力です。語学はその為の
単なるツールです。コミュニケーション力=人間力です。
眼の前の課題(学校の勉強)に真剣に取り組み、二度と戻らない中学生生活を
エンジョイしてください。
他の質問にもありましたが、国連職員になるには、日本史の勉強は必須です。
自国のことを、愛さない、語れない、説明できない日本人は、外国人の誰からも
尊敬されません。海外に眼を向ける前に、しっかりと足もとを見て成長してください。
国内で経験を積み、飛躍を求めてNYの国連本部を目指してください。
国際貢献→国連職員
間違っていないけど、視野が狭いようにも思います。
もちろん、国連職員を目指して何かしらの努力をするのは立派な事ですが、視野を広げてみてはいかがですか?
国際貢献がどんな行動のことを指しているのかを家族や先生、身近な大人、友人と話してみるといいと思います。
そのために必要な知識は今のあなたならしっかりと吸収できるはずです。
秀才とか天才とかいう言葉は他者からの評価であって、自分で決めつけるものではありません。
ずば抜けているものがないということは、どの分野でも伸びる可能性がある、あるいは全体に底上げできる可能性があるということです。
あなたのより具体的な行動が試されていると思って下さい。
まぁ、一言で言うと
『努力する前に悩んでんじゃねぇぞ…』
というところですね。
その歳で、
限界を感じて目標設定を手加減してはいけません。
極端な話ですが、同じ能力の人が、
①『私は外交官になるから、手始めに東大法学部に現役合格する』
②『オレ東大は無理そうだから、中卒でフリーターでもいいや』
と目標設定するのとでは、最終到達レベルは大違いです。
『私には才能がない』
と言う台詞は、限界までそれを伸ばそうと努力した人にだけ
許されますが、それをやってのけた人には、
努力した分の実績が付いてくるものです。
それを始める前に諦めるのは、単なる逃げに過ぎません。
(誰もあなたが失敗するなんて証明できないのですから)
ここで、わかりやすくするために、効率x時間=目標
と定義すると、目標達成のために取れる方法は以下の3種類しかありえません。
①効率を上げる
②時間をかける
③目標を下げる
もちろん、達成できる目標は高いに越したことはありません。
という条件下で③を真っ先に選ぶのはダメということです。
不足分を②で補えるレベルまで①を工夫してみるしかありません。
成果は積分値(囲んだ面積)ですから、
最初に①を可能な限りあげることに全力を挙げましょう。