ネットワーク管理者ですか。

サーバやネットワークは24時間365日動いていますので、それを支える仕事です。

機械は壊れるので、深夜に呼び出されることは当たり前、深夜監視もありうる、携帯電話とパソコン片手に飲み屋でサーバにアクセスとか、
休日、年末関係なく必要とされる職業なので、結構大変です。

またアプリケーションの都合で仕事が増えるので、支えているやりがいはあるものの、ストレスも多い仕事でもあります。

スキルは、会社によって求められる幅は違います。

一番、低いレベルだと警告がきて電源のon/offができればよいレベルもあれば、
（もちろん、バイトです）
ネットワーク設計をしたり、アプリケーションの構築にも関わるケースもあります。

大企業はわかりませんが、ベンチャーであれば、一人ひとりの職域というのは、
人に依存したりするので、本人のスキルとやる気をどう見せるかで、変わってきます。


その中で、スキルというと、

・LinuxやSolarisなどのOS（シェル）の知識
・vi（エディタ）が操作できる。
・Internetプロトコルや、HTTPなどのOSI 7階層を意識して話ができること。
・DNSやメーラー、Webサーバが設定できる。
・自作サーバぐらいは作れたら良いよね。

あたりはあったら望ましいです。

仕事で普段使うスキルとしては、

・シェルスクリプト
・perl
・DNSやapacheの設定
・メールサーバの設定
・負荷分散
・ルーターの設定スキル（大きいところだとCiscoのルータとか。それだけで資格があります）

とか、他にもあると思います。

なんかいろいろ書いてしまいましたが、正直言って、必要な人材レベル、環境は会社によってまちまちです。

徹夜が多く、人材確保が難しい職種なので、できるだけ簡単な作業に落とさないと人の採用が大変なので、最高に優れた会社だと、この仕事は、スイッチのオン/オフさえすれば良いという状況まで作りこむのが理想です。

でも、実際はそんなのができる会社はごく一部で、突然壊れた状況を理解するなど、個々のスキルに頼っているのが実情です。

Linux全般のスキルに慣れ親しむ興味と、何かあたらしい言語があったら、徹夜でもマスターできるセンスと興味があればどこでも生きていけると思います。


ただ、この職種は常に人材不足の可能性があって、全然できない人でも徹夜OKだから、がんばりますという前提さえあれば雇ってくれる可能性もないこともありません。


ちなみに計算が苦手でも、計算機を使えばよいのですが、計算というのは往々にして集中力の欠如の問題なので、間違ってコマンドを打ってしまって、サーバのデータを消してしまったという、うっかりさんには向かない職業です。
（干されます）

慎重さと大胆さを兼ね備え、状況の判断力や決断力がある人が優れた人材ということになると思います。