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回答・コメントする(No.7687)

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「高校の授業料無償化について」賛成?反対?
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もっと教えて!フォーラム 質問 【★★結果レポート掲載★★】 政府の政策について その1 「高校の授業料無償化について」

2009/10/09 05:42  編集部

[Q] 8月30日に行なわれた衆議院議員総選挙。
新政府のマニュフェストの一つに「公立高校を実質無償化し、私立高校生の学費負担を軽減する」というものがありますが、この政策を実現するためには9000億円程度のお金が必要とされています。

このマニュフェスト、みなさんはどうお考えですか?
みなさんのご意見お待ちしております。

※参考までに
【政策目的】
○家庭の状況にかかわらず、全ての意志ある高校生・大学生が安心して勉学に打ち込める社会をつくる。
【具体策】
○公立高校生のいる世帯に対し、授業料相当額を助成し、実質的に授業料を無料とする。
○私立高校生のいる世帯に対し、年額12万円(低所得世帯は24万円)の助成を行う。
○大学などの学生に、希望者全員が受けられる奨学金制度を創設する。
【所要額】
9000億円程度

http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/txt/manifesto2009.txt
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/index.html(民主党web-site)

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↓↓↓皆様から頂いたご意見をまとめました。↓↓↓
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投票結果(2010年1月29日現在)
総投票数:31票
賛成:11票  反対:19票  どちらでもない:1票


★賛成意見
賛成意見には、「十分に授業料が払えず困っている家庭も多いと思う。」、「税金などに差し支えないのなら、いいと思う。」など、学生から(小学生からも!)の意見もありました。
その他には「子どもたちが、国家・企業、そして大人たちの失敗の 犠牲になることはない。」
「日本が世界で生き残るためには人材の育成は最優先政策。」「全てに機会均等でなくてはなりません。」などの意見が出ました。

★反対意見
「現在やらなければいけない政策はそのようなことではなく、「100年に一度の不況」の対策として“企業やこれから働く人たち”のための政策(つまり経済の安定)だと思う。」「誰もが高校に行けるとなると、勉強に真剣に打ち込まない人も出てくる。」「高校にあてるのではなく、幼稚園の施設など福祉にお金を使うことが有効。」など、学生から厳しい意見が出ました。
その他には「無料にするなら全ての子供が公立高校に入学できるようにして義務教育とするか、授業料が払えない家庭に奨学金を無利子で公的機関が貸せばいい。」「高等学校(中等教育)は義務教育ではないので 国もしくは保護者(納税者)が負担すべきではない。経済的理由であれば、奨学金制度を手厚くすれば良い。」「現在の奨学金制度などを強化したりするほうが、能力が十分にあるのに高校にいけないという、本当に困っている子供たちにお金が行くようになる。」など奨学金制度を充実させるべきという声も多くきかれました。
また、「少なくとも就業者の学費を無償化するというくらいは少ない予算でできるかも。10代で高校ぐらいは出ていないとロクな仕事をもらえない、というか、価値の低い人間であるかのような扱いを受ける社会というのが根本的に正すべき。」という日本社会への意見もありました。


今回、学生からの意見も多く、今学校で学んでいる学生の方々がこの問題に興味を持っていることがわかりました。そして、現役の中・高校生の反対意見もあり、高校という場を軽く捉えていないことも伝わってきました。賛成意見からは、自分の友人が大変な思いをしている、という書き込みもあり、一概にどちらが良いと言う事はできません。多くの方が奨学金での補助をあげたように、全員が同じように勉強することのできる環境、方法を考えていかなければならない問題です。

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↑↑↑ご意見、ありがとうございました。↑↑↑
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2010/01/07 08:32  Pananyさん[中学生・男]
[A.20]

高校の授業料無償化は、反対です。
理由は、主に2つです。

もし実施してしまったら、私立の入学人数が、少なくなってしまいます。そして私立の学校が、一歩間違えると廃校となってしまいます。

2つ目は、高校にあてるのではなく、福祉にお金を使うことが有効だと僕は、思います。

  生意気な発言してすみませんが、本当に必要なところなのか??と疑問です。


2009/11/16 15:08  斎さん[中学生・女]
[A.19]

反対・・・かな?

兄貴が私立行ったから自分が私立にいけない、というのがある身としては、私立のお金が減るのは嬉しいのですが、義務教育の方を完全無償化するほうが良いと思います。

給食代とか修学旅行費とか、本当に辛い家庭にはそちらのほうが必要だと思います。
私の友達に部費が払えなくて辞めてしまった子が居ましたし・・・。

あと日本人はもう少し税金を払うべきかな?


2009/11/10 13:49  ビクターさん[大学生・専門学校生・男]
[A.18]

上の自分のコメントに訂正したいところがあります。

三行目の箇所を、(払いたくても払えない家庭だけに無利子の奨学金を支給し、払えるゆとりのある家庭だけに払ってもらった方が良い。)と直させてください。
失礼いたしました。


[A.17]

政策の目的は理解できます。
では、その政策でこの目的が達成できるかという部分には疑問。

まず公立高校の意味を考え直さなくては。
都立高校の年間授業料は約12万。私立に比べて破格の授業料であることは言うまでもなく、それでも支払いの厳しい家庭については減免制度が設けられており、授業料の半分、及び全額の減免を受ける事が出来ます。

一方で、学費の滞納等で問題になっているのは私立の生徒。先日10月31日に全国私立学校教職連合組合がで移出した統計には「学費を3ヶ月分以上滞納している私立高校生の割合が1.70%」、滞納者は全国で4500人以上に上り、これは1校につき14人という数字。対象となった高校は全国の私立高校の約1/4に当たる。そのうち、今年の4月〜9月の間に、経済的理由で中退した生徒は149人。授業料を滞納したままの学生には卒業証書を授与しないという問題まで出てきている。
とはいえ、私立にも学費補助制度がある。ただし、親や生徒への周知が低く、現行の制度が充分に活用されてないという問題が浮き彫りになっているのが現状。(http://sankei.jp.msn.com/life/education/091104/edc0911041631006-n1.htm

この現状、先ず最初に何をしたらいいか。明らか。
現行の制度を充分に機能させる。
それをしないでいきなり『公立高校の授業料タダにします!』と言われても
インパクトだけ、票稼ぎ、と言われてもしようの無い気がします。

その上で、
私立で学んで行けない人を公立が受け入れるシステムを作る、
私立に行けなくても同じような事が学べるオルタナティブとしてのヴァラエティーある公立を作ることを奨励する、要するに公立高校の教育の質の向上
公立で学べない人には選抜制度を見直し、地元の高校に行ってもらう事によって通学時間を短く、勉強する時間を長く取れる、また交通費の負担を減らす
それでも公立で学べない人のために『数日おきに開校する学校』等を作り、学費を自分で稼ぎながら学ぶ事が出来る環境を充分に整える
など。

『公立高校を無償化する』お金がこの国に充分あったとしても足りなくるでしょう。
そんな政策を立てている限り。
限られたお金をどこに充てるのか、知恵を限り考えない限り、お金はいくらあっても足りませんよ。


2009/10/27 08:43  ビクターさん[大学生・専門学校生・男]
[A.16]

反対です。
財源の確保の信憑性が問われる現在において、物理的にもまったくお金を払わないでいられるわけがないと思います。
好きで払わない家庭だけに無利子の奨学金を支給し、払える家庭だけが払うほうがまだいいです。
話は少し飛んでしまいますが、学費を無償化するくらいなら普通科の高校を義務教育化すべきだと思います。もう15歳で元服する時代ではないのです。自我に目覚めはじめる青少年たちに彼らひとりひとりの要望に合った上で、実生活において実用的な科目のカリキュラムや道徳教育を施すべきです。
これはまったく関係のない話ですが、今回のテーマの回答者の皆様方の中に教育は競争、というようなご意見の方もいらっしゃるようですが、私は教育は競争ではなく、平等と生徒の向上心が一番重要なのではないでしょうか。つまり、生徒の誰一人分け隔てなく教育という機会を与えてから、社会人の競争という世界に送るべきだと思います。
個人的には、どうして政府は当事者である国民が本当に求めるニーズとはズレた政策ばかりしか考えつかないのか、不思議に思っております。


[A.15]

 私は反対です。
高校を無償化するより、保育園などの施設を増やしたほうがいいと思います。
待機児童などいると聞きました。
それに、まだ小・中学校の給食を無料化したほうがいいと思います。


[A.14]

【具体策】に反対です。

【政策目的】をどう解釈すればこの【具体策】になるのか。
あまりに説明不足であるし、論理的に考えたとしても浅はかに過ぎないでしょうか。

とはいえ、この政策目的には賛同します。
私はこの政策目的の実現には別の提案があります。
お金がなくて高校に行けないのなら、働けばいいんです。
いまの日本、というか日本の企業は中卒の雇用枠が極端に小さいのですが、障害者と同様にいわゆるCSR的な義務として雇用枠を割り当てるということをしてもよいと思います。
そして、働いてお金をためるなり借金をするなりして学校に通えばいいじゃないですか。でなければ少なくとも就業者の学費を無償化するというくらいは少ない予算でできるかもしれません。
また、文化として何歳で高校や大学に入学・卒業しても自由だ、と言える社会になるべきです。

10代で高校ぐらいは出ていないとロクな仕事をもらえない、というか、価値の低い人間であるかのような扱いを受ける社会というのが根本的に正すべき
ことではないでしょうか。


[A.13]

私はこの案に反対です_(._.)_
 なにもかも無料にして、いいことはないと思います。
 義務教育では、ないのにお金をかける必要がないと 思います~>゜)~~~
 だったら福祉や介護に回したほうがいいと思います☆彡
 それに、誰もが高校に行けるとなると、勉強に真剣に打ち込むことが できない人も
出てきてしまうと思います(@_@;)


[A.12]

反対です。

何でもかんでも無料化するのはどうかと思います。
あくまで、学業意識又はそれに準ずる目的意識を持つ学生で、助成が必要な方に給付するのが理想なのではないでしょうか。

今学生に必要なのはお金(だけ)ではなく、自分を真剣に考える場?だと思います。
もちろん、ゆとり=自由 というわけではありませんが。

話が逸れましたが、無料化は行き過ぎだと思います。


2009/10/14 12:42  ムーチョさん[塾講師]
[A.11]

反対です。主な理由は3つ。

①競争原理の破壊です。
私立の高校はどうなることやら。。。

②財源の確保
そのお金はどこから持ってくるの?と言う話。無駄をなくすというが、その理由が明確ではない。

また、過激な意見になるが、これは私が補習塾という、「学力の最後の砦」「教育の底辺」で得た経験からの発言なので心して読んでいただきたい。

今の世の中で、貧乏だけれども苦学して有名大学に入る、なんてことはほぼ不可能。
何故なら学校で教えてもらうことのレベルが恐ろしく下がってしまったせいで、
公立中学校に通っている子供たちの学力低下が著しいからだ。

何かに興味を持とうとするならば、ある程度の知識量は絶対に必要で、
興味が持てるようになるための知識量を、現行の教科書が満たしているとは到底言えない。

よって、子供が勉強に面白さを感じる場面が昔に較べて極端になくなってきているから
勉強しなくなっているし、我慢することが少なくなっているため、そこまでの根気が子供にない。

また、低学歴≒低収入、低学歴≒低モラル、親のモラル≒子供のモラル、親の学歴≒子供の学歴、という図式が出来上がりつつあるということも大きな問題だ。

親の学歴が低いと、学歴が高いことによって得られるメリットの意味が親自体も分かっていないことが多い。だから、親も教育熱心でないことが多い。ということで、レベルの高い公立高校に行っている生徒に、授業料を払うのがしんどいほど困っている生徒は皆無に等しいということが言える。

逆に、親の学歴≒子供の学歴という図式とともに、低学歴≒低年収という図式もしっかりと出来上がっているので、援助が必要な生徒は底辺の高校に集まっているといえる。

低学歴≒低年収≒親のモラルも低い≒低モラル≒底辺校という方程式は、残念ながら成り立ってしまうため、親も高校の授業料の浮いたお金で、パチンコなどのギャンブルに使ってしまう可能性大。

と言うことは、結局は「現在の奨学金制度などを強化したりするほうが、能力が十分にあるのに高校にいけないという、本当に困っている子供たちにお金が行くようになる」という結論になる。

③優先順位の低い課題。

教育は国家の根幹であることは言うに及ばない。
が、無償化よりも先にしなくてはいけない緊急課題がある。
教育者の質の向上。学校崩壊、学級崩壊への対策、公立学校の質の向上。
また、大人の低モラル化が著しい。大人の再教育も必要。

そちらにこそお金を使うべき。以上が反対の理由。


[A.10]

反対に投票しました

りゅぅは、
1.本当にお金に困っている人にだけお金をあげればいい
2.ちゃんとお金をはらってこそ真剣に授業をうける
3.朝鮮学校も無料にするらしいけど日本人でもない人にお金をあげるのはおかしい
のみっつです

それよりもいい先生を育てていい教育ができるようにお金を使うべきです


2009/10/13 14:09  伊勢ファンさん[ケアワーカー]
[A.9]

私は、反対に投じました。
義務教育を高校まで引き上げるのならともかく、義務でないのにお金をかける必要はないと思います。
それより、国内で生産される米をすべて政府が買い上げ、希望する家庭に無償で配布するほうが胃袋を満たし余程よいとおもいます。
腹が減っては、勉強も身につきません。


[A.8]

私は
反対に投じました。
確かに教育を分け隔て無く国が行うのは素晴らしいことです。
ただ、高等学校(中等教育)は義務教育ではないので
国もしくは保護者(納税者)が負担すべきではない。

経済的理由であれば、奨学金制度を手厚くすれば良い。
職業高校へは実習機材の拡充・機会の促進に対し
優遇すればいかがでしょうか?


2009/10/13 07:59  星花さん[小学生・女]
[A.7]

私はこの案に賛成です。

高校に行きたくても行けない人のことを考えると、そのほうがいいからです。

ですが、国の予算内におさまるのかが問題です。

税金を増やしたりされると、黙ってはいない人が出てくるでしょう。

税金などに差し支えないのなら、いいと思います。


[A.6]

日本の義務教育とは、

保護者が子どもに教育機会を与える義務のことです。
確かに海外では、子どもが学ぶ義務の国もあるようです。


[A.5]

賛成する理由がありません。

無料にするなら全ての子供が公立高校に入学できるようにして義務教育とするか、授業料が払えない家庭に奨学金を無利子で公的機関が貸せばいいんです。
義務教育を終えれば年齢の制限無く就職できるようにし、少年法も改正すればいいと思います。

そもそも義務教育とは一定の教育を終了すれば社会に出ても問題ないようにする為のものではないのですか?それなのに少年法で成熟していない年齢だと決め付けているのがおかしいんです。


[A.4]

この政策に私は反対しました。

高校の学費が軽くなるのはもちろんいいことなのですが、それによって“高校に行くこと”がさらに“なんでもないこと”になってしまうのではないでしょうか。簡単に行けてしまうからほとんど苦労もせず、親や国に頼ってばかりで、体は大人なのに中身は幼児のような人ばかりが増えてしまう気がするのです。

そして現在やらなければいけない政策はそのようなことではなく、「100年に一度の不況」の対策として“企業やこれから働く人たち”のための政策(つまり経済の安定)だと思います。経済が安定すればできることはおのずと増えていきます。今を何とかしなければ未来は創れないと思います。

生意気な回答失礼しました。


[A.3]

私は賛成に投票しました。

子どもたちは、これからの日本を担う貴重な人的資源です。
時代の激変により、保護者が自分の子どもに十分な教育機会を与えられる
状況ではなくなりました。

子どもたちが、国家・企業、そして大人たちの失敗の
犠牲になることはないのです。また、子どもたちもやりきれないでしょう。

この政策が恒久化し、望めば誰でも均等な高等教育機会を受けられる時代の
到来を希望しています。その結果・効果を確認できるのは、十年後になるかも
知れません。
それでも、日本が世界で生き残るためには人材の育成は最優先政策だと私は
考えます。

まずは第一歩ですが、次に望まれるのが、真のキャリア教育の全国一率の導入と
実践です。全てに機会均等でなくてはなりません。職業人としての基本を学び舎で
習得して欲しいと思います。

少子化が進行しています。
いずれ、日本は外国人労働者に頼らざるを得ない時代がきます。子どもたちは、
外国人に対して偏見を持たず、国際人として育ってもらいたいと希望します。


[A.2]

私はこの無償化に賛成です。

なぜなら、十分に授業料が払えず困っている家庭も多いと思ったからです。
今は『100年に1度の不況』といわれている時代です。
こんな時代だからこそ、このような家庭も増えてきており、その様な人たちはどんどん生活が厳しくなっていってしまうのではないでしょうか。

また、子育てには多額の費用がかかります。
授業料や学費など学ぶためのお金は大学になってからでもいるし、高校までだとしても大変大きな出費です。
そんなことをしてわざわざ国民の生活を苦しめなくても良いと思います。

なのでたとえ大規模な事業になったとしてもやるべきだと思います。

それにこのような思い切った政策もたまには必要なのではないでしょうか。


[A.1]

国は、義務教育までを補完すればいいのでは?
なんでもかんでも、国の予算を使えばいいってものでも
ないように思います。

無料化で、いい結果が出るとは思えません。

むしろ、福祉・子育て支援こそ急務かと思います!