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回答・コメントする(No.730)
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Webクリエーターについて
[Q] 初めまして。 月姫と言います^^
私は将来、Webクリエーターになることが夢で
色々とPCや書籍で調べたり、あるといい資格などを調べました。
でも、仕事の内容についてはわかりましたが
どういった進路(学校)がよいのかわかりません;
専門学校という話も聞きますが、どういったことを学べる学校がいいのか・・・
是非とも教えていただきたいです。
それと、もう一つ。
WebクリエーターとWebデザイナーの違いについて
教えていただければ と思います。
よろしくお願いします。
月姫さん、初めまして。ぷよぷよと申します。
主人と二人でホームページ制作会社を経営しています。
月姫さんは、今はまだ中学生とのことですので、進路選択が一番の仮題なのだと思いますが、
どのような学校に進んでもWEBクリエーターとしてのゴールは出来ると思います。
ただ、近道して得たことは実になりにくく、遠回りして得たことは工夫や発想の力をふくらませてくれるようなので、
本当の成功を求めるなら、最短距離をねらわないほうがよいのではないかと感じております。
以前、受注が重なって手が足りなくなった時、何度かスタッフ募集を行ったことがあるのですが、
デザイン畑の人は、目を引くような奇抜なデザインやグルグル動き回るフラッシュなどで飾り立てたがり、
プログラマーからの転向の人は、レイアウトが崩れた拙い画面のものを平気で提出しようとするので
安心してお仕事をお任せてできたことは、残念ながらほとんどありませんでした。
専門的なことを学んできたはずなのに、どうして大切なことがわからないのかなぁ?と思ってしまいました。
知識があるのに実践できなかったり、即戦力として生かせないのはもったいないことです。
実のところ、私は専門的な学校は行ったことがありません。まったくの独学です。
けれども、ユーザーにとって使いやすいサイトは何か、お客様にどのように説明すれば理解してもらえるか
という意識を持って制作しているうちに、満足して頂けたお客様が、次のお客様を紹介してくれるようになり、
次々と仕事が飛び込んでくるようになりました。
いろいろなことに興味を持ったり寄り道したりして得たたわいもない経験が、肥やしになっていたりします。
WEBクリエーターは、様々な業種の会社から依頼を受けますので、専門的な知識を養うだけでなく、
視野を広くすることも大切だと思っています。
WEBクリエーターとWEBデザイナーの違いについては、明確な定義がわかりません。
仕事の内容は、WEB制作全般なのでWEBクリエーターと称するべきなのかも知れませんが、
意識して言葉を使い分けたことがないため、WEBデザイナーと名乗っていることが多いです。
こんにちわ!どちらも特に資格が必要なわけではないので突出した知識と感性、実力があれば独学でも充分にわたりあっていける職業だと思います。
しかし、インターネット作成会社や企業のインターネット部門などに勤めるのであれば学歴なども参考にされてしまうことが多いので大学に行ったり専門学校に行ったりしたほうが良いように思えます。
ふうりさんのおっしゃる通り最終的には「実践」あるのみだと感じますので今からいろいろとインターネットの世界を探検していろいろな知識を培っていってくださいね(^_-)-☆
月姫さん、こんにちは。
私は現在、現役でいわゆる「Webクリエイター」的仕事をしています。会社員ではなくフリーランスです。
私が今までに出会った同業の方(多分、200~300人程度はいます)の学歴をお聞きすると、パターンとしては3つに分かれます。
(1) Webデザインなどとはまったく関係のない学校を卒業
(2) 美大で、Webではない領域も含めたデザインを学んで卒業
(3) (1)を経て、あとからWebデザインなどを学ぶスクール(専門学校よりもう少し軽い、半年程度のもの)を卒業
私の周りでは、(3)の方が多いような気がします。私も(3)です。
専門学校が最終学歴という人はあまり聞いたことがないです(知らないだけかもしれません)。
Web制作という業界自体、生まれてからあまり年数が経っていないため、今この仕事についている人は、子どものときからWeb関係の仕事を目指していた人はほとんどいないと思います。勉強する場もあまりありませんでしたし。なので上のようなパターンになってしまうのでしょうけど、今であればきっとWebデザインを学べる専門学校や大学もあるでしょうから、探せばいろいろと見つかるのではないでしょうか。
言葉の違いですが、私の感覚では、
Webデザイナー:Webデザインをする人
Webクリエイター:Webデザインを含めた、Webに関するあらゆるものを作る人
というイメージがあります。デザイナーは(見た目の)デザインしかしない人のように誤解されそうな気がして、自分では「Webデザイナー」とは名乗りません。サイト内容の企画をすることや、サイトの設計(サイトのページ構成や、サイト内のメニューやリンクなどを分かりやすく設計する)もしたりしますので……。
みなさんも書かれていますが、どの学校で勉強しても、最終的には「実践」あるのみです。スクールに通った経験はありますが、今私が持っているほとんどの知識や技術は、仕事の中で培ってきたものだと思います。ですので、たとえWebとはちょっと違う学校に入ってしまったとしても、Webデザイナー(クリエイター)になれないわけではないです。将来のいろいろな可能性を考えながら、自分に合った進路を見つけてくださいね。
まだまだこの業界、非常にせまいです。
将来、もしお仲間になれたら、どこかでお会いできるといいですね。
事務職の傍ら、Web制作(HTMLコーディング、画像作成)も担当してきましたが、
私個人の経験から言いますと、デザインを含めたWeb制作に関わる基本的な知識
習得は、独学でも充分可能です。あとは実践あるのみ!です。
個人でもWebサイトを立ち上げて、そこでいろいろ試してみるのが一番、勉強に
なります。
スクールにも2度ほど通った事もありますが、カリキュラムの内容は
「これだったら本を買って自分で勉強してもたいして変わりはなかった」
「投資した分の元は取れなかった」
というのが正直な感想でした。
但し、デザインの基礎から系統立ててきちんと勉強したいのであれば、Web・DTP
関連のスクールや専門学校、美術系の短大などに通う方が効率的かと思います。
求人情報誌などで、Webデザイナーとしてどういった人材が求められているか、
調べてみるのも参考になります。
今だと、Flashが使えることを条件にしている会社が多い、とか...。
今日たまたま全国展開しているスクールで、Web関連業界の求人状況などの話を聞く
機会がありましたが、その中で聞いた話では、採用に際して重視される能力は
デザイン力や、PhotoshopやIllustratorなどアプリケーションソフト操作面での
スキルの他、
・分析/企画スキル(顧客の要望等を的確に把握し、最適なプランを提示できるか)
・プレゼンテーションスキル(顧客に対してどれだけアピールできるか)
なのだそうです。
他、デザイン面では、色に関するセンス・知識(カラーコーディネート)を特に勉強
することを薦められましたので、これらの項目をカリキュラムに入れている学校が
良さそうですね。
「広く浅く」ではなく、「得意分野を持った人材の方がこの業界では強い」とのこと
ですから、まずはある程度、ご自分の到達目標や方向性を明確にしてから、学校選び
されることをおススメ致します。
Webクリエーターになるための進路
進路としてはいわゆる情報処理系の専門学校ということになる
とおもいますが、具体的には”専門学校”でインターネットで検索すれば、
出てくると思います。
ウェブ制作に必要なHTMLやjava、cgiなどの基礎的な技術さえ学べれ
ばいいようですので、極端な話をいえば、独学でも可能だといえますが、
デザイナーとしてのグラフィックデザインなどのトレーニングを積む
人が多いので、この部分の基礎知識は専門学校などでwebデザイナーないし
webクリエーターのコースを選ぶ方がいいようです。
専門学校の場合、将来の進路によって、カリキュラムを決められた学科が
ある場合が殆どですから、進路が決まっているなら専門学校をお勧めします。
WebクリエーターとWebデザイナーの違いについて
明確な定義づけはなされていないようで、呼び方の違いという話も
ちらほらあります。
初めまして。特急剣山です。
WebクリエーターとWebデザイナーの差は、私もよく知りません。
明確な線引きは内容に思います。
ただ、前者は、システムエンジニアの知識、後者はデザイナーの知識が求められるのではと思います。
単にWebに関する仕事といっても、ネット通販システムのように、Webを使った「システム」を開発する仕事も有ります。これはWebクリエイターというよりも、システムエンジニア(Web系)になりますので、当然プログラミングや、システム設計の基礎知識が必要です。そういった知識を身につけたければ情報系学科のある大学や、専門学校に進学するのがよいでしょう。
しかし、一般的に大学は「学問」を教えるところですから、具体的なプログラミングやシステム設計演習の授業が少ないことが有ります。他方、「コンピュータ論」など学術的な授業が多く、そんな大学を卒業しても即戦力にはなりません。
大学を選ぶときには、即戦力を養成できるカリキュラムが有るかどうかをよく見極めましょう。
一方、専門学校は、即戦力を養成する実践的カリキュラムが主で、資格の取得自体がカリキュラムに含まれていますので、より実践に近い知識を学ぶことができます。
しかし、今は好景気で学歴差別は有りませんが、不況期には、私の勤務していた会社では、専門学校生は採用しませんでした。ただ、実際には大卒よりも使える専学卒が少なくありません。高校は普通科で十分だと思います。商業科、工業科などでは、将来の選択肢が少なくなってしまいます。
大学か、専門学校かはそのあたりも含め、よく考える必要が有ります。もちろん、大学を卒業してから専門学校にもいった人もいます。今は大企業で活躍しています。大学に通いながら、専学の夜学に行く人もいます。(逆はちょっときついですよ。)
一方、webデザイナーは、その通りデザイン能力が問われます。いかに見た人にインパクトを与えるホームページを作れるかが重要です。今時文字や写真だけのホームページではお客様の関心を引くことはできません。
Flashといわれる、動画や音声を使ったページがたくさん作られています。
まずは、商業デザインと同じデザインの基礎を学ぶことが重要で、美術科のある高校などが進学対象となるでしょう。
高校にコンピュータ部が有れば、そういったところでwebデザインを学ぶこともできるでしょうから、卒業後Web画面を作るデザイナーとして下積みしながら、徐々にflashやjavaといったものを勉強しく方法も有ります。