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回答・コメントする(No.6060)
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ほしさん、こんにちは。
インテリアコーディネーターになりたいのですね。
インテリアコーディネーターというものは、職業の名前でもあるし、資格の名前でもあります。
インテリアコーディネーターという職業(仕事)は、どのようなものかというと、お客さんの求める「インテリア空間(屋内空間)」を読みとって、「その人に合った生活空間」を提案するお仕事です。ちょっと難しいでしょうか?
たとえば、お客さんから「自宅のベッドルームのライトが明るすぎて眠れない。もっと優しい明るさの照明スタンドはないかな?」という質問があったら、コーディネーターはお客さんの求める照明スタンドを提案できなければなりません。
提案には、「お客さんの部屋はどのような雰囲気なのか?その部屋に合う(色やデザインが合う)スタンドはどのようなものか?」、「スタンドはどの程度の大きさで、電気はどれだけ必要か?」「お客さんの予算は?」「お客さんのベッドルームのライトの明るさはどれ位か?」...などなどの知識が必要です。
今回のお客さんはライトの相談ですが、他のお客さんは机の相談かもしれないし、カーテンの相談かも。はたまた部屋全体の相談かもしれません。
つまり、建物に関する色々な知識が必要になります。
高校を卒業してもなれると思いますが、「知識」が必要です。お客さんからどのような質問を受けても答えられる「知識」です。
この「知識」を得るためには、①専門の学校に進学する、②インテリアの会社に就職して勉強する、ことが重要と思います。
さて、この「知識」を持っていると証明できるものが、「インテリアコーディネーター」という資格です。でも、非常に難しいです...。
試験の内容は、まずインテリアの基礎を理解しているかを判断する一次試験。一次試験の合格者は、論文(作文)試験とプレゼンテーション(皆さんの前で提案する)試験が二次試験としてあります。二次試験を合格すれば資格がもらえますが、毎年合格率は20%台(10人受けて2名位しか合格できないということ)です。
この資格を持たずに、インテリアコーディネーターの仕事をしている人は、世の中にたくさんいるようですのであまり気にしなくてよいと思いますが、逆に持っていると会社では尊敬されます。
参考になったかな?