そうか、法律を面白いと感じたというのは、行政書士という職業に就きたいという希望を持ったということなのでね。
　砂浜さん、まだ20代なのにカチカチ頭になっていますよ。通信でも通学でも本人次第なんですよ。受験に失敗して一浪して、予備校に通っても二浪して諦める人、院までストレートに行っても、資格試験は何度受験しても駄目な人、そんな人は五万といます。逆に、義務教育以外はずっと通信制で卒業し学位を取った人、高校の三年間を通信制で学び大学受験し、大学で学びながら平行して通信制で学び、ライセンスを手に入れて活躍している人も五万といるのです。
　金銭面を考慮するのは大事なことですが、安いからと通信制にしても努力せずに受験に失敗すれば、それは溝に捨てているのと同じ。通学していたらもっと必要なのだから、いいやいいやと半端に10回学ぶのなら、通学するのと同じ。懸命に学んで、数十万掛けて卒業しても、希望が叶ったらそれは安いものになる、数万でも半端にして通信だからと言い訳にするだけなら、こんなに高いものはないのです。

　そこももう少し考えて、自分が何をどのようにすべきかを見付けることをしましょう。

学校に通うのは、やはり同じ道を目指す友人との出会いや、講師やスタッフの人との
コミュニケーションを通じて、ちょっとした問題を解決したり、やる気を出して
いくというところにあるのではないでしょうか。

誰かの一言で、自分がわかりにくいと思ってたことがすーっとのど元を通ったり
するってのは、やっぱりあると思います。

教材という話では、通信教育でも問題ないと思うのですが、単純に自分で文字を
読み、自分で全てを理解するのが、知識的にもモチベーション的にも難しいと
思う人は、通学を選択する人が多いと思います。

もちろん学校に行けば、なにかもらえるんじゃないか？という甘えで選ぶ人も
多いとは思います。そういう人は、高いお金出してもあまり成功しない
ですよね。（そういう人は文句も多い。）

どっちを選んでも、自分で何かを得ようというモチベーションがある人だけが
成功すると思うので、ご自身のスタイルで選ばれたら良いと思います。

あと、
個人的な解釈ですが、お金に関して言うと、時間の方が貴重なので、どうしても
物理的に払えませんというのでなければ、時間を取ったほうが良いかなとは
思います。後で稼いで挽回すればＯＫなので、お金が安いからというだけで
通信講座というのは、ちょっともったいないかも、とは思います。