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回答・コメントする(No.4307)
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通訳になるためには?
[Q] こんにちは!
わたしは中国と日本のハーフです。
今年中学3年生になりました。
中国語はほんの少ししかしゃべれませんが
最近わたしの身近にある
もう1つの言葉として気になり始め、
通訳という仕事にも興味を持ち始めました。
ちょうど昨年に中国にも行きましたが、
まだまだ豊かでない中国に通訳という
立場で何か役に立てないかとも
思うようになりました。
ですが、通訳には
どういう仕事があり、
どういうものを勉強すれば
いいのかが分かりません。
どうすれば、通訳になれるのでしょうか?
→佐久間裕幸さん←
すごく細かい説明を
してもらえてびっくりしました。
とてもうれしいです。
やっぱり通訳には深い教養が
大切なんですね。
自分の興味のあることについて
一生懸命勉強してみます。
ありがとうございました!
→えふしんさん←
早い回答をもらえてすごくうれしいです。
通訳にはやっぱり留学をした方が
いいんですね。
色々と難しそうだけど
がんばってみようと思います!
ありがとうございました。
分野違いの人間ですが、通訳をしていた知人がいます。
通訳って、日本人と中国人が会話をする際の仲立ちをする仕事ですね。どういう時に通訳を使うのでしょうか? 観光旅行くらいなら通訳は使いません。やはり、会社同士が契約をしたり、契約の前の交渉をしたりするときに使いそうですね。
となると、通訳は、相応の専門分野の知識を持っていると都合が良いようです。私は、公認会計士ですが、日本公認会計士協会で国際会議などを行う際に頼める通訳の会社は1つしかないそうです。「適時開示の要請の中で、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、注記表などをどのように作成していくか・・・」なんて日本語を英語なり、中国語なりに翻訳しようと思うと、会計や監査をある程度知っている人でないと翻訳できないのでしょうね。ちなみに「適時開示」というのは、Timely disclosureと英訳します。貸借対照表は、balance sheetです。難しい英単語ではないのですが、英和辞典、和英辞典でうまく引き当てられますか?
なので、自分の好きな分野を持ってください。植物でも動物でも物理でも経営でも会計でも法律でもフランス文学でも貿易でも金融でもよいです。そして、その分野については、日本語の専門書でも中国語の専門書でもわかる・・・という風になると、よい通訳となれるのではないでしょうか。
専門ではないのですが翻訳をする会社にはいた関係上翻訳と通訳は必要なスキルが違うということだけは知っています。
実際に人について、お客さん同士の会話をつないで上げるとか、外国人がしゃべるセミナーの会話を、無線のマイクを通じて日本語で伝えるとか、などでしょうか。
大体はフリーランス(個人事業主)なのではないかと思います。資格は知りませんが、いずれにせよ仕事を取るには人と人とのつながりベースなのではないかと思います。
会話を通じさせるだけでなく、お客さんが本当に言いたい事を適切な言葉に変換して、相手に伝えてあげる、でも、でしゃばってはいけない、という絶妙なさじ加減が必要な職業だと思いますね。そういう力がある人は、どんどん仕事が入ってくるんじゃないかなとは、素人ながら思います。
(できない通訳が間にはいると、ホントいらいらするんですよね。)
なお、こういう職業につくには、間違いなく中国に留学をするなどはやった方が良いでしょう。
ネイティブに話せることが一番重要。
ちなみに通訳だけじゃなくて、中国語と日本語を両方話せる立場として、あなた自身がビジネスをする立場になる選択もあると思います。
最近は、中国の大手のIT企業が日本に進出する例も徐々に増えつつあります。
これまでの中国と日本の関係は、中国が日本の下請け的な仕事の関係性だったのですが、これからは中国の会社が日本市場に主役として躍り出ることになってもなんら不思議ではありません。(要は、昔のアメリカと日本の関係と同じです。)
すばるさんが社会人になる時には、普通に日本人の外資の就職先に中国企業がある時代になっている可能性が非常に高いです。
それは通訳になる道を模索していけば、自ずとご自身がたどり着くかもしれない選択肢なので、その道を目指すことは明るい未来が待ってるなぁとは思いますので、是非がんばってください。