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回答・コメントする(No.3797)
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女医さんて・・・
[Q] 私は今年高校生になったばかりで、
今医者になりたいと思っています。
最近では、医者になりたいと思っている女の人も
増えてきていますが、結婚したり、子供を産んだりしても
医者を続けることができるんでしょうか?
私の質問に答えてくださってありがとうございます。
おかげで、決心がつきました。
やっぱり、私も医者になりたいです。
私が医者になれるのは後何年も先のことなので、
今よりも女の人でも働きやすい社会になっていると思います。
私が今できることは、医学部に入れるだけの学力を身につけることです。
なので、目標に向かって毎日頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
こんばんは。
女性医師はかつてとすると増えていますが、結婚・出産を契機に、一線を退く医師も少なくないのは、事実です。
一方で、私の周りにも女性医師は少なからずいらっしゃいますが、結婚・出産を経て、医療の最前線で命と向きあっている医師も多数おられます。
高齢化が進む中、医師不足(地域的な偏在や、診療科目による偏在)が大きな社会問題になていて、医学部の定員も増員されることになっています。
また、女性医師の就業を積極的に支援するため、行政や医療関係者も様々な取組を進めています。
一例として、母子で出勤・退勤できる院内保育所の設置や、勤務ローテーションの工夫をすることなどによって、医師の就業環境は徐々にですが改善されてきています。
最近テレビでもそのような就業環境を改善したところ、慢性的に産婦人科医不足であった病院に、女性医師が集まり始めたとの特集も放送されていました。
最近では、女性ならではの「女性外来」や、「心療内科」のなかでも思春期外来など、女性医師に対する期待が高まっています。
医療を取り巻く環境には厳しいものがありますが、医師でなければなし得ない仕事はたくさんあります。
医師になるためには、医学部に合格するだけの学力はもちろんのこと、患者さんや看護師をはじめとする医療関係者(コメディカル・スタッフと言ってます)とのコミュニケーション能力、それと、気力に体力も必要かもしれません。
今、高校に入学したばかりで、高校生活はまだ未知の世界。期待と不安が交錯していると思いますが、仮に医師になると志を決めるとなれば、近年少々、医学部が難しくなってしまったので、毎日の学習を大切にして下さい。
当然、高校生活は大いにエンジョイして下さいね。3年間はあっという間です。
要は、オンとオフの切り替えを上手に行うことだと思いますよ!!