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回答・コメントする(No.3507)

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もっと教えて!フォーラム 質問 安定した職業って何がありますか?

2008/02/27 13:04  花恋さん[中学生・女]

[Q] [color=blue]こんにちは♪

ところで私は今、中一です。
あと二年で三年生だしそろそろ進路の事もかんがえないとなぁと思うようになってきました。

そこで、私は誰かの相談にのったりなにかを作ったりするのが好きなので。
『フラワーアレンジメント』とかに今興味を持っています。
でも、親にそのことをいってみると。。。。
『あんたが、職になったときにはもうお母さん達働いてないかもしれないし、
専門学校とかにも行かせてあげられないかもしれないし、もしものことがあったらお金に困るかもしれないから
もっと安定した職業につきなさい。』って言われました。
そこで、私はじゃぁ自分の好きな職についちゃいけないの?
安定した職って何?ってすごく悲しい気持ちがこみ上げてきました。
私だって大きな人生歩んでみたいのに、、、。
そこで、教えてほしいんですが。
安定した職って例えばなにがあるんですか?
私にあった職業ってなんなんでしょう?
どうか、お願いします

Ps、、、長文すみません。[/color]

[A.8]

「安定した職業」 ⇔ 「大きな人生」

大きな人生って何がありますか?

なーんて聞くのは意地が悪いですね。

花恋さんは、
お母さんの言葉から「安定した職業」という言葉だけ意識に残ってしまっているようです。自分の興味というか夢を否定されたみたいで傷ついたんですね。

でも、
お母さんの気持ちは「専門学校とかにも行かせてあげられないかもしれないし」のところが強いと思いますよ。
お母さんは、あなたが将来生活に困らないだけの十分な教育を与えてあげる確信が持てない、とっても不安な気持ちを打ち明けたんです。それが「安定した職業」の意味するところです。

だから、「私は大丈夫。仕事をしてしっかり生きていける。」と言ってあげてください。そうすれば、どんな仕事に就く事になってもお母さんを安心させてあげられます。

そして、そういう人の心を汲み取るセンサーが、フラワーアレンジメントにも大切なのではないでしょうか。


[A.7]

花恋さん、こんにちは。
安定した職業というのは、ご両親の時代はあったのですが、いまは残念ながらありません。ご両親には自分たちの時代のように、公務員や大会社の社員が安定しているように見えているのだと思います。しかし、えふしんさんやQちゃんさんがすでに指摘されているように、花恋さんの時代は安定とは程遠いというのが現状です。

ただフラワーアレンジメントという言葉が、ご両親に生活費を稼ぐことすら難しいのではないかと思わせてしまった可能性があります。花屋さんに入るのか、ブーケ専門なのか、独立して無店舗でレストランなどと契約して毎月花を届けるのか分かりませんが、どのような職業なのかご両親に安心してもらえるように詳しく調べておいたほうが良さそうです。

あと今の時代の安定した職業は「資格」によって守られている分野になると思います。この「資格」は狭い意味の資格で、法律によって資格がないと業務が行えないものを指します。例えば、薬剤師、看護師、管理栄養士などです。どれも取るのは難しいと思いますが、簡単に取れる資格は安定にはつながりません。

将来のことについて自分が何をやりたいのか考えるのことはとても大切です。自分自身のことですので、じっくり考えてみてください。


[A.6]

花恋さんへ
こんにちは。
世間一般から見た「もっとも安定した職業」の公務員です。

しかしながら公務員が果たして安定した職業かどうか?
それに関しては昭和の時代で有れば間違いなく「Yes」と答えましたが
今の時勢では「NO」です。

公務員も会社員もやはり労働者ですので会社や役所が潰れれば解雇です。
会社員は想像しやすいかと思いますが、公務員の場合国家公務員と地方公務員では
また違ってきますね。

たとえば財政再建団体になった北海道夕張市では3割以上の職員は退職です。
それ以外の職員も最低賃金での労働となります。

職業に安定性を求めるより、自分のやりがいを追求した方が幸せだと思います。


2008/03/15 10:37  花恋さん[中学生・女]
[A.5]

えふしんさん回答ありがとうござます。
また、ゆっくりと考えさせていただきます。


[A.4]

安定した職業と言えば、官僚とかですかねぇ。
「国の経営」に関わる人たちですから、国がつぶれない限り、仕事そのもんがなくなるようなことはなく、そうそう職にあぶれたりしません。

僕が学生の頃、お母さんが「安定した職業」と言えば、大体、市役所の職員などの公務員と相場が決まっていました。

ところが今は、必ずしも安定した職業とは言えない状況になっています。
市そのものの運営が成り立たなくなっている場所もありますね。

数十年前に作られて安定している職業が明日安定しているとは限らないのが今の状況です。大企業に入ることもそうですね。

でも、人が年をとって寿命を迎え、新たに子供が生まれてくるように、寿命がきた企業は死滅して、新しい産業ができていくということです。

とか書いてると悲観的になってしまいますが、一番大事なのは、自分が一番力を発揮できる職業について、その道のプロに目指すことだと思います。

本当のプロになる過程で、得られるものってのは、どんな職業でも必要になることです。

もし花恋さんが苦労してプロになる中で得られた経験や自信が、人生の安定をもたらすことになるでしょう。


[A.3]

あくまで一般論ですが、いきなりお店を持つ人はすくなく、
何年も店員として働き、経験や資金をためて、独立・開業する人がほとんどのようです。
お店の開店資金は、立地条件やお店の規模によってかわってきますが、
食べ物屋でよく聞くのは300~1000万円ですね。

お花屋さんや、お店の開業については、私は詳しくないので、ごめんなさい。
ほかのくわしいかた、フォローをおねがいします。

中学生の花恋さんには、ン百万のお金は、途方もなく大金に思えるかもしれません。
でも、具体的な目標があるとがんばれるものだと思いますし、
実際、独立・開業を目標に、がんばって働いている人はたくさんいます。
「目標」にできるといいですね。


2008/02/28 09:51  花恋さん[中学生・女]
[A.2]

まこさんありがとうございます><
すごく支えになりました^^

やはり、なりたい職業でも安定するやり方などちゃんとあるんですんね^^
あっっ、あのぉ。
お店を出したりするのってやっぱり大変なんですよね?
費用とかもめちゃくちゃかかるんですか?


[A.1]

こんにちは、花恋さん。

私は、ゲームデザイナーという仕事を「フリーランス」という形でやっています。
いわゆる「安定していない職業」です。
もうこの仕事について15年くらいになり、収入はそこそこ安定しているのですが、
親からは、会うたびに「そろそろちゃんとした仕事につきなさいよ」と言われています。
親には「フリーランス」と「フリーター」の区別がついてないのかもしれません。

そんな私の親がのぞんでいる「安定した職業」というのは、「会社員」のことです。
毎月、ほぼ同じ額の給料をもらい、突然クビになることも少なく、
クレジットカードの審査もとおりやすい、会社員です。
会社員が本当に安定しているどうかはさておき、会社員は「労働者」という立場なので、
「労働基準法」という法律によって、いろんな面で守ってもらえます。
フリーランスは、労働基準法で定められた「労働者」ではないので、
労働基準法では守ってもらえません(ちなみに、アルバイトは「労働者」です)。
フリーランスにはいいところもあるのですが、こういったよくない面もあります。
花恋さんの親御さんもそういう面をご心配なされているのだと思います。

「フラワーアレンジメント」というのは、専門外なのでよくわからないのですが、
フリーランスとしてフラワーアレンジメント教室の先生をやる場合もあれば、
フラワーショップの正社員として、お店でフラワーアレンジメントのスキルを
ふるう場合もあると思います。
こんなふうに「フラワーアレンジメント」で、「安定した職業」につくこともできます。
そういった「安定した職業」で親御さんに提案してみるのも手かもしれませんね。

ところで、「フラワーアレンジメント」というスキル自体は、
それを仕事にしなくても、趣味としても人生をゆたかにしてくれると思います。
また、別の職業でも、そのスキルが役に立つかもしれません。
私がよくいくレストランの奥さんは、今はそのレストランの仕事がメインなのですが、
昔は生け花の展示会に出品されるくらいの人だったそうです。
今そのお店には、いつも立派なお花が飾ってあり、私たちの目を楽しませてくれます。

花恋さんの好きなこと、やりたいことは、いろんな形で実現できるかもしれません。
本当にやりたいことは、仕事になるかどうかは別として、やってみるといいですよ。