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回答・コメントする(No.3490)
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理数系嫌いを克服したい!
[Q] 私は現在高校1年生、2年3年は理系に進むことにしました。
ただ不安なのが、私は数学や理科が1番苦手な上に大っ嫌いなんです。
将来は医療系の仕事に就きたいと思っているために、物理を選択してしまいました……。
学問に王道は無いと思いますが、参考までに、皆さんがどのようにそれを克服してきたかを教えてください!
数Ⅰ・Aでつまづいてしまったので、数Ⅲ・Cにまでたどり着けるかどうかが不安です。。。
ご協力よろしくお願いしますm(_ _)m
大丈夫です。やりたいことがはっきりしているなら、乗り越えられるでしょう。
自分なんか、数学キライ&英語キライです。
でも、今は外資系でシステムアナリスト(IT関連)をやっています。もともとは、SEといわれる仕事をしていました。
なぜ英語が出てくるかというと、大学受験でコンピューターをしっかり学べるところにいきたくて・・・でも、(当時)日本では、そんな大学がありませんでした。
英語は赤点を取るぐらいキライで、何をやっているのかさっぱり分からなかったです。
そして、数学・・・英語よりまし・・・しかし!悲惨な点数しか取ってません(笑)
塾も、わざわざランクを1つ下げて基本から勉強しなおしました。平均学力では下の人たちと一緒に勉強するのって、かなり悲しかったですよ。
でも、コンピューターを勉強したい!将来はコンピューターを触れる仕事に就きたい!って思って、高校2年でUSに留学したんです。
大変でした(笑) アメリカ人の高校生と同じ授業、同じテスト、同じ宿題。平均点のC評価以下だと強制送還される緊迫感。
でも、おかげで、英語はネイティブ並みに喋れるようになったし、その後、USの大学でコンピューターの勉強を思う存分できたし。
※数学は大学でもキライで、がんばっても何とか落第しないレベル(泣)
キライな教科も、好きなことをやりたい!って気持ちがあれば、乗り越えられます。
人一倍努力は必要だけど、でも、そうやって身に付けたものは、絶対に他の人に負けない自信になるのでがんばって下さい。
人には得意・不得意があって当然。キライな教科だって、あって当然。
ただ、やりたいことをやれるようにするための努力は、好きな教科・嫌いな教科とは別次元で、自分の決意しだいで何とかなるものです。
あきらめないでがんばることが成功の元です。
もと英語赤点、でも英語ネイティブ、数学キライでも膨大な数字を扱う仕事をしているnodeでした。
ゆきさん こんにちは。
「将来は医療系の仕事に就きたい」ということですが、きっかけや動機をお持ちでしょうね。この初心を忘れないことが一番大切だと思います。初心がしっかりしていると、困難にもくじけず前に進む力となるものです。思いが深い仕事に就けば、きっと幸せな人生を送ることができます。仕事は、自分の力(人間力)を高め、世の人のためになることですから。
ところで、医療系は理科系に分類されていますが、高校で勉強する科目では化学や生物が基礎となるでしょう。もちろん数学や物理も大切ですが・・・
ゆきさんは中学時代に数学や理科はいかがでしたか?もし得意だったのなら、数Ⅰ・Aの教科書の問題を1から復習してください。半年前にわからなかったことが今ならわかってきます。数学もこれから勉強する物理もそうですが、「絵」を描くことができれば、どんどん理解が深まりますので試してください。
逆に中学時代に数学や理科が不得意だった場合は、中学時代に戻って勉強することと、医者や薬剤師以外の医療系の仕事を目指してがんばることが考えられます。
どっちにしても、「学問に王道はない」ことをご理解しておられるので、夢を実現するために、ゆきさんはがんばることができると思います。
自分が学生時代の頃、数学はセンスだと言われました。
共に記憶でカバーするものではなく、考え方を知ることが大事な学問ですね。
センスは磨けるものです。
最近、オトナ向けのわかりやすい数学の本が出ています。
コンピュータエンジニアにはあまり数学が得意ではない人が沢山して、そういう人向けに出版された本が昨年ちょっとしたブームだったので、そういう本を見てみると良いかもしれません。
数学、物理はわかりにくい本はホントにわかりにくいので、沢山、本を漁ってみるとよいと思います。無駄に思われるかもしれませんが、わかりにくい本を読んでる時間の方がよっぽど無駄なので、散財覚悟で自分にあった本を探すのは近道かもしれませんね。
高校数学は数一が一番大事、かつ一番難しいです。
今頑張っておくと、後で楽になるので頑張ってください!
こんにちは、ゆきさん。
私はいま、そんなに「理系!」という仕事をしているわけではないのですが、
高校は理数科でしたし、大学も理系でした。
その範囲でおはなししますね。
まず、苦手でしかも大嫌いなものを克服するのは、なかなかむずかしいです。
将来に必要なものとわりきって、淡々と過去問をといてがんばるしかないかも。
あと、できないから苦手なのであって、できるようになると好きになるかもしれません。
1年の教科書の、簡単な問題からしっかりやって、苦手意識をなくすといいかもしれませんね。
教科書だけでなく、一般向けの物理の本とかを読んで、まずは興味を持つようにするのも手です。
これだけだと質問の答えになっていないので、具体的なはなしを。
私が物理を勉強するときに、一番役にたったのは、つねに単位を気にすることです。
物理では、さまざまな単位や係数などをあつかいますが、それがどんな単位であるかをしっかり理解するようにしました。
たとえば、「速度」の単位は「m/s」。1秒あたり、何mなのか、という単位です。
「加速度」の単位は「m/s2」。1秒あたりの、速度(m/s)がふえる量です。
(ここで、速度を時間で微分したもの、と理解できるとよりわかりやすいです)
力の単位であるNは、「kg・m/s2」。質量に、加速度をかけたものです。
このように、物理ででてくる単位のほとんどは、kgとmとsの組み合わせです。
これがどんなふうに組み合わさった単位なのかを理解できると、だいぶ楽になります。
センター試験のような選択式の問題なら、選択肢を2つくらいにまで絞れるかもしれません。
まあ、単位の把握自体が、なかなか難しいかもしれませんね。
私の時代では、高校3年のときの数学は「微分積分」と呼んでたのですが、
その微分積分を理解できるようになると、急に頭の中の霧が晴れたように、
高校物理が理解できるようになります(たぶん)。
数学については、数I・Aでつまづいてしまったら、2年生、3年生の数学を理解するのはたいへんです。
なにはともあれ、数学Iを復習して、わからないところがないようにしたほうがいいです。
場合によっては、中学校の教科書までさかのぼっても、やるしかないですね。
私はなまけものだったので、好きな教科しか勉強しませんでした。
将来のために、嫌いな教科もがんばるゆきさんはすごいですね。