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回答・コメントする(No.3385)
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地方公務員の適正
[Q] 今地方公務員目指して勉強しています。
どういった能力が求められますか?どういった性格があってるか適性など教えてください :wow:
aquariusさん
ありがとうございます。
返事遅くなって申し訳ありません。
僕は行政事務職を目指しています。
やはり勉強はいつまで経っても大切ということですね。
勉強はずっとしていくつもりです。
今はコミュニケーション能力を高めていく為に色々な人と話していこうと思います。
プライベートでは趣味に没頭して生活を満喫したいです。
ストレスは上手く発散しなければならないですよね。
カイリーミノーグさん、コンバンヮ!!aquariusです。。
そうですか、市役所の上級職員を目指していますか。では、上級職員とありますが、具体的には、『行政事務職』と『技術専門職』・『技能労務職』のどれを志望されていますか??
他の方々の助言の通り、コミュニケーション能力は必須です。且つ、事業政策を実施する為に、公平感と言う『バランススキル』も求められます。
公務員になっても勉強はずっと続けていかなければなりませんし、でなければ世の中の動きにはついていけません。従って勉強は必須でありますから、頑張って下さい。。
奉仕の精神についてです。私としては、『誰のために仕事をしているのか。住民の平等な幸福追求の為』といった事を常に肝に置き仕事をしていました。
長く仕事をしていくと、『仕事の為の仕事』はやむをえないとしても、『組織の為の仕事』が発生します。住民に対しての仕事が出来ずに、役所の為の仕事が優先される事があるからです。
では具体的に。事業を施行する際に、影響評価を事業施行前に住民へ提示する事から始まります。(国・県の補助事業では、上級行政庁への説明もあります)その際に、本来の影響の全てを提示せずに役所の都合の良いように住民へ提示する事があります。事実を隠し、メリットをカスタマイズして提示する。そんな事もまかり通っている次第です。是はいやな部分ですが、事実はそうです。注意して頂きたいのは全てかといえばそうではないと言う事です。
長く組織の中で、働くためには『モチベーション(ヤル気)』の維持は欠かせません。そして、己の初志はどうだったのか。それを持ち続けられるかどうかです。信念を持ち続けていければ、きっと住民への真のPUBLICserviceが展開できるでしょう。
公務員の罹患する病気の顕著なものとして、次の順位があるようです。
第一位『脳・心疾患』
第二位『自殺』
如何ですか。今の公務員の世界で、代頭してきているのが、『自殺』です。高い精神的ストレスに常に晒されているために、鬱になり、自らの生命を絶つものもいます。
対策としては、精神的健康を如何に保つかです。心の病は一見すると分かりません。その為、助言としては『趣味』を持つことです。また、『相談者』を持つことです。何か趣味に没頭でき、困った際は気軽に相談できる人がいることがどんなに心強いか量り知れません。
恐がらせてすみません。実態を踏まえて就業していただきたいだけです。入庁してからこんなはずではなかったと思って頂きたくないからです。市役所はそんな事もないかとは思いますが、全体的な流れです。
この病気経験は人の性格によりけりとの見方もされていますが、多くのストレスを抱え、病に倒れ、苦しんでいる人を私は実際に見ています。私もそうでした。近時の公務員バッシングがそのストレスの一端を担っているのではとも思います。では。。
aquariusさん
どうもありがとうございます。
僕は市役所の上級職員を目指してます。
やはりみなさん共通しておっしゃる様にコミュニケーション能力は必須ということですね。
公務員になっても勉強はずっと続けて世の中の動きにはついていける様に頑張ります!
奉仕の精神についてですが、Aquariusさんはお仕事するに当って何か心がけていたことはおありですか?
Qちゃんさん
どうもありがとうございます。
聞き分ける能力ですか。たしかに行政に関わっていく上では大切な能力ですよね。
それを含めたコミュニケーション能力もっと上げていける様努力します!
確かに、市町村職員は住民に最も近い存在である以上、住民のニーズ(要求)を汲み取り、政策に反映させなければならないわけです。その為、コミュニケーションskill(対人調整・折衝能力)は重要です。その上で、上級行政庁(都道府県)へ進達や要望を出していったりします。逆に都道府県は、市町村間の格差をなくす為や、住民への行政サービスが滞らないように、調整する役割(コーディネート)が求められています。
行政に必要なものとして、次の3つがあります。
1.コンプライアンス(法令遵守):法にのっとった各種業務遂行や政策の実施。
2.アカウンタビリティ(説明責任):事業を行ううえで、住民への周知・説明。
3.コーポレートガバナンス(組織統治):政策の実現の為には、総力を結集して行う為健全な組織力が必要。
公務員不祥事が日常茶飯事に世間を賑わわせています。上記の要素が欠けているからだと思われます。
市町村も都道府県も、そして国にあっても必要なのは、市民の要求を汲み取り、政策を実現し、その際に確りとした説明を行って、理解を得る事が重要なのです。しかも、適正な手続き(デュープロセス)を経た上でです。
私の経験から、一部の県は住民との距離があるせいか、該当地域の市町村職員の手助けが無ければ、住民との折衝が出来ないと思えました。というよりは、市町村職員の人脈が頼りの部分もあるかと思えます。
市町村は対人折衝・調和能力が他に比べてある。都道府県は、地域間格差を調整する調整能力(コーディネート力)が他に比べてある。国は、最も住民から遠い存在である為、都道府県や市町村を利用して、政策を実現する。ただ、国も直轄事業施行の際は、住民との折衝を行うが、その能力はまちまちであり、幹部クラスほど能力は比例して高いため、最終的には地方公務員よりは能力が高い。
残念な事に、財源を握っている団体ほど権力にすがって強権的である部分が否めない。これは、歴史から見ても止むを得ないのだろう。
今や、市町村も都道府県も国も対等であり、イコールパートナーで無ければならないはず。国に対して、都道府県は地方政府の位置づけとなりうる存在なはずであるから。政治学的には、『団体自治』・『住民自治』の観点から、其々が政治を執行すべきだからである。ただ、地域によって制度的な部分がまちまちであれば、統治上問題もあるため、都道府県に市町村間調整機能を持たせ、国は都道府県間調整機能を受け持っている。
趣旨から大分外れているが、カイリーミノーグさんの地方公務員を目指しているといわれていますが、具体的には何を志望されているのでしょうか。それによって、回答が変わります。逆にお答え願いたい。では。
うーん
難しい質問ですね :shut:
他のお二人が答えているのが確かにそのとおりと言えばそのとおりなんですが。
地方公務員の場合、都道府県(政令市を含む)と市町村では
まるっきり話が異なると思います。
コンプライアンスや社会人としての常識は当たり前ですが
市町村の場合は、住民との一番の接点となりますので
調整能力やその人が何を言いたいのかを聞き分ける能力
が都道府県職員以上に求められると思います。
逆に都道府県職員は、専門性や各自治体の調整能力・政策作成能力が市町村以上に
求められれているのが現実と思いますよ。
こんにちゎ!!aquariusと申します。。
以前公務員でしたのでチョットだけお話しを。。
県と市町村その組織規模によりけりですが、高い向上心は必要不可欠です。。あとは何よりもコミュニケーション能力(対人能力)が最も重要です。自分自身の能力は高くなくても仕事は組織(チーム)で行います。従って、三本の矢は中々折れないのと同じで、チームでの仕事が重要なのです。しかし、生涯の勉強は続けていかなければなりません。シビルニーズも多様化し、また社会も日進月歩で変化を続けて行きます。時代に合った政策を施行して行かなければなりませんので、勉強は大事です。国の法律に基本的に従いながら、またその一方で上乗せや横だしの法政策を行い、地域に根ざした政策を実現しなければならないからです。
受験勉強は大変ですが、公に奉公する精神をもてれば、受験勉強などは決して苦痛ではないはずですょ。見えないサービスを、市民に公平妥当な形で提供できるかです。以前は個は不要との事のようでしたが、今は行政にも個の色は重要です。それは高度化した社会へ適応させて行くには、一人ひとりの高い能力が結集する必要があるからです。
適性としては、奉仕できるか否かが判断の一つでしょう。入庁した際は、色々な意味で驚かれる事もありましょうが、基本的には楽しい職場ですよ。希望を持って進んでみてくださいね。。
大変詳しいコメントどうもありがとうございます。。
やはり基礎的な社会人としての力は当然に必要なんですね。。
僕はあまり社会人としてのコミュニケーション能力があるほうではないのでもっと人と接してコミュニケーション能力を磨いていきたいと思います。
北斗七星さんはどのようにして気力を保ってこられましたか?ストレス解消にはどのようなことをされてましたか?もし良かったらお聞かせいただけますか?
こんにちは。
公務に四半世紀程度携わっている者として、私見も相当交えてお話しさせてください。
地方公務員と一言に言っても、事務系・技術系に大きく別れます。
また、県、市町村といった違いもありますので、一言で適正を述べるのは難しいですが、一般論としてまずお話をしたいと思います。
まず、社会人としての常識(礼儀作法も含め)は必須でしょう。
次にコミュニケーション能力。
地方行政の仕事は、住民の理解の上で進めます。当たり前ですが、強引な進め方はこのご時世、説明責任を問われかねません。
また、関係機関や団体の方々との調整も必要となります。相手に行政側の考えしっかり伝え、誤解のないように十分説明し、理解を得るとともに、相手方の考えや要望などのきちんと把握することが求められます。
フェアな考え方を持ち続けること。
格差社会と言われてる中、地方行政もその対応の矢面に立っています。そのためには、公務員が個人としてが本当にフェアな気持ちを持ち、そして行政組織としてもフェアな施策を打ち出さなければなりません。
企業で言うコンプライアンスの遵守は当然でしょう。
そして、意識的に世の中の動きの情報に対する感度と、それを仕事に生かそうとする柔軟な企画力と行動力。
社会一般の動向、地方行政・財政・政策一般の基本的な知識や、自分の担当する行政分野についての深い理解を深めようとする態度が不可欠です。どの職業に限らず、一生勉強です。
最後に、体力と気力。
本庁であれば、政策の企画立案・実施のほか、予算編成や年4回ある議会対応、出先機関でも現場での住民の方々との会合など、アフター5の仕事も相当あります。
予算編成や突発的なアクシデントなど徹夜もないとは言えません。
めげる気持ちになることもあります。したがって、体力と気力、それとストレスの上手な解消法も必要でしょう。
性格はもって生まれたものなので、如何ともし難いですね。
公務は対人サービス産業なので、人とのコミュニケーションが極端に苦手ではなければ、やっていけますよ!!
役所と言っても、生身の人間の集まりです。個性的な人も多いですよ。
などと言うと、凄そうですが、国家公務員であれ、地方公務員であれ、民間企業であれ、青雲の志を持つ若者には門戸を開いているものです。
ちなみに、最近の行財政改革や市町村合併のため、採用人員が極端に少ない県・市町村もあります。県レベルでも、事務系で年間数名ということもざらです。
一次の筆記試験に合格することは、並みの大学入試よりも難しい現状にありますが、志のある若者と一緒に仕事ができればと期待しています。
もし、地方上級であれば、6月下旬に一次試験です。専門試験・教養試験ともにぬかりなく勉強してください。期待しています。