はじめまして。aquariusと申します。ご質問についてお伝え致します。現在、公認会計士試験の受験資格は特にありません。会計士法が改正され、従来の一次試験は廃止され、専門試験として短答式試験及び論文式試験を受験合格し、実務補修を2年間経験し且つ各諸条件を満たせば、公認会計士として登録が出来ます。この試験受験の際、アカウティングスクール（会計専門職大学院）卒業資格や税理士業務経験等で、短答式試験及び論文式試験の科目免除が可能となります。詳しくは公認会計士・監査審査会『http://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/sikou.html』及び『http://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/annai19.pdf』を参照して下さい。

資格は、国家試験である公認会計士試験に合格しなければなりません。
報酬は、監査法人に勤務して、初任給400万円くらいからスタートして、35歳で1000万円を超えるという雰囲気でしょうか。
また、税理士にも登録することができるため、個人で税理士業務で稼いでいる人もいます。この場合は、主として中小企業、中堅企業の税務顧問、税務書類の作成などをして、報酬をもらいます。年収は、ピンからキリまでです（開業したての人は少ないし、成功した人は、多くの所得を得ることができます）。

公認会計士の仕事は、主として上場企業などがその投資家・株主に対して公表する財務諸表（1年の経営成績や財政状態の報告書類）の信頼性を確かめる作業（監査といいます）をして、監査報告書を発行することです。
大企業を相手にするので、公認会計士も監査法人といった法人組織を作って、そこのメンバーになったり、勤務したりして、監査をすることが多いです。
また、会計の専門家であることから、そういう分野のコンサルティングや税務の仕事をする場合もあります。