市長とのタウン・ミーティングに参加しました。昨年の総選挙で衆議院議員に当選した前市長後の改革派の市長です。今回で5回目の各地域で開催される市民との住みやすい町づくりへの話し合いです。ごみ・環境問題、高齢者問題、安心・安全な町へ、に分け市民からの要望に答えました。例えば、ごみの不法投棄、独居老人の孤独死、防犯、就労支援などです。参加者は99名、市民発言は3時間で約30件でした。感想は市長の人柄から“やってくれそう”との期待の反面、業務の情報公開不足による市役所と市民の認識のズレが浮き彫りになりました。自分の生活は自分が守るが基本ですから、市政に多くを期待する事には元々無理があります。でも、社会的弱者の高齢者やこれからの日本を託す子供達には全面的に支援が必要です。このズレに気がついた市長は長期計画を見直し9月から市民会議を発足させます。その為に、健康・福祉、子ども・教育、緑・環境・市民生活、都市基盤、行・財政などを担当する計100名を市民から公募します。市民の市民による市民の為の政策実行の第一歩になります。君の一歩は生徒会です。次には地域に眼を向けて下さい。政治家への道は一歩一歩です。

hanaiさん、こんにちは。衆議院議員の前原です。
憧れの職業に政治家を選んでくれて、うれしく思います。どうもありがとう。
君の先生がおっしゃるように両立が一番だと思いますが、もしできないのであれば、今はしっかり基礎学力を身につけるほうが私は大事なことだと思います。人をまとめる仕事は、政治家になる以上は誰でも経験することです。一人の力だけでは、とても選挙には当選できません。ですから否が応でも身につきます。
　私も松下政経塾の出身者です。それも一つの選択肢だと思いますが、政経塾出身者でなくても政治家になった方はたくさんおられます。要は、政治家になることは手段であって目的ではありません。「政治家になって何をしたいのか」というテーマを持つことが大切ですし、それをみずから磨くことにおいて必ず道は開けてきます。役人になるのも一つの方法ですし、地方議員からスタートして、こつこつと自分の城を築いていくのも一つの方法です。
　政治家の質によって、人々の生活は大きく変わっていきます。もしhanaiさんが、人の役に立つことが好きなら、ぜひ自分なりのテーマを見つけてよい政治家になってください。期待しています。

民主党の前原元代表も松下政経塾出身です。一押しです。入塾には入念な準備が要りますし、希望者多数です。でも挑戦して下さい。

すぐに、返信をいただいて、正直びっくりしてしまいました。どうもありがとうございます。そのときにしかできないようなことがあるとしたら、生徒会活動かな、と。また、みんなから言われると、もっとやってみたくなって。でも、まだ決定するまで時間があるので、考えます。どこから政治家になるかは、松下政経塾に入るつもりですが、どうなんでしょうか？

高校3年生のこの時期に君がやるべきことは受験勉強！わきめもふらず一直線。同時に何でもは無理！。シンプルですね。さて、その後の事としてアドバイスします。現代は学歴は通用しない時代になりました。もっと大事なのは”人間力”。何事にもまけない気力、知力、体力、精神力を身に付けてから次の道が開かれます。政治家になりたいのなら勉強して下さい。情報を収集して下さい。その前に、君にはリーダーシップは有りますか、どんな困難にも立ち向かえる勇気はありますか。しっかりと自分の適性を見極めてください。青春時代に出会った一冊の本が人生を変える事は有ります。具体的なお話をしましょう。今、活躍中の議員さんの前職で多いのは、政治家秘書、町・県、区などの議員経験者、官庁出身の官僚、テレビやマスコミの著名キャスター・記者、芸能人・タレントなどの有名人などなど。君はどこからスタートしますか、いずれにしても夢をかなえるには永い道のりです。たしかに生徒会活動は夢の実現への第一歩です。無駄な事は何一つありません。日本の首相になって下さい。夢は大きく高く持つ事。何事にも一生懸命やっている姿は立派です。初心忘れず頑張って下さい。