こんにちは。
人の役に立つ仕事がしたいと願う事は素晴らしいと思いますが、殆どの職業は間接直接に他人の役に立っているのではないでしょうか？
例えば携帯電話は必ずしも生活するに必要なものではないですが、それを便利と思ってくれている人にとっては役に立つものです。販売、製造する人も他人の役に立っていると考えるべきではないでしょうか。
職業に貴賎は無いですよ。尊い職業なんて、そんなものあるのでしょうか？

広く世界に目を向ける事は大事ですが、日本国内ですら一人前になれないようではとても世界で勝負なんてできませんよ。外国に逃げて行きたいのか、外国に勝負に行きたいのか。どっちですか？

最後に。10年後はわかりませんが今は円安ユーロ高です。円貨で収入を得てヨーロッパで生活するのは非常に厳しいですよ。なんせ自動的に収入が30％に減りますから。ユーロ圏で生活するなら収入もユーロでもらうのが良いですね。ユーロに限らず、ですけど。

とても丁寧なお返事、ありがとうございました。

「ＣＡの将来」の方にも書かせて頂きましたが、私は経済的なことを気にしすぎていたんだと思います。まだやってみたわけじゃないし、いまから経済的なことで不安がるのは間違っていたんだと思います。


「世界を自分に合わせようとはしない。私が社会の現実にあわせていく。」
その通りですね。やりがいはその場で見つけていけばいいんですよね。

いまの夢はＣＡ、でももっと自分がやってみたい、と思う仕事があるかもしれないので、周りに目を向けて、いろいろ考えていこうと思います。

ありがとうございました。

有海さん

まず、どんな仕事でも、経済的なこと、はあると思います。
だから、お金、は後からついてくると発想の転換をしてはいかがでしょうか。

人材の需要と供給のバランスも考えなければいけません。
CA,ホテル、TV業界と女性があこがれる職種の給料が安いことは
多くの皆さんは知っています。この職種を目指す若者は”最初”は
”お金”ではないのだと私は思います。

子どものころにあこがれた仕事をしたい、就きたいと
まず、夢の実現に一歩踏み出したのではないでしょうか。
この仕事の魅力の1つは多くの人たちとの出会いです。
仕事を通じて学ぶことが多く自分自身を成長させてくれるのです。

企業の立場で考えれば応募者が大勢いるのですから
多少労働条件が悪くても、最低賃金さえクリアーすれば良いと考えても
不思議ではありません。これが現実です。

給料について結論を言えば
最初から高賃金で募集するのは重労働か人気のない職種です。

働き方も正社員にこだわる必要がどこにあるのでしょうか。
まず、働くこと、やりたい仕事につくこと、そこでひたむきに努力すること、
その努力の先に豊かなくらしがあると信じて皆、働いているのだと思います。

やりたい仕事が先にあり、次にそれを実現させてくれる会社を選ぶのです。
やりがいのある仕事に最初から就くのではなく、やりがいのある仕事をみつけるためまず働くのです。
自分がどんな人生をおくりたいか、どんな人間になりたいのか、
ライフビジョンやプランを描くのです。
そこからがスタートです。

人のために役立つ仕事は目の前に沢山あるはずです。

外国に行って人のために役立つ仕事をしたい夢は是非かなえて欲しいと思います。
でも、その前に国内で出来ること、経験をつめることをまず行い、仕事の楽しさや
大変さを実体験してください。

ボランティア活動だけが人に役立つ仕事だとは決して考えないでください。
国内外で働く多くの日本人は民間・公務を問わずすべて社会貢献しているのです。
もう一度、ネットで外国、働く、など沢山のキーワード検索をすれば仕事の情報は見つかると
思います。

好きこそ物の上手と言います。好きなこと、やりたい仕事をやっていると
苦労などありません。もっと好きになろう、がんばろう、と考えます。
そうやって知らず知らず仕事が身に付きそして周りから”プロ”と呼ばれるのです。

何故、仕事をすると思いますか？なりたい自分になるのは当然としても
仕事を通じて、周りの人たちが貴方を認め、感謝されるように皆さんがんばっているのです。
人はだれも周りから自分を認めて欲しいと願っているものなのです。

世界を自分に合わせようとはしないでください。貴方が社会の現実にあわせていくのです。

これから一年、真剣に将来のことを考え、目標に向かって努力してください。
就職に勝つのは能力のある人ではありません。一番準備をした人が勝つのです。