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もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.1624)

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もっと教えて!フォーラム 質問 ラジオパーソナリティに!

[Q] 私は、中学1年のうさこしんかんせんと申します :red:
私の将来のユメは、ラジオのパーソナリティになることです。
そこで、DJやパーソナリティをしている方にお聞きしたいのですが、ズバリ、
どうしたらラジオのパーソナリティになれるんですか!?
やっぱりオーディションを受けたりしなければいけないんですよね?
それと専門学校に行った方がいいのでしょうか?
なにかそっちの方に詳しい方いらっしやいましたら、ぜひとも書き込みしてやってください!!!
お願いします :exclaim:

[A.4]

マリリン.マンソン様、
一語入魂様、
ハロワのあやじ様、
本当にありがとうございます!
それと、お礼が遅れてしまって申し訳ありません... :shut:
家族以外の方、しかも大人の方の意見を聞くことはものすごく困難なことなので、
とても感激しております!
本当に本当に、ありがとうございます!


[A.3]

うさこしんかんせんさん
こんにちは。

マリリン・マンソンさんや一語入魂さんのプロの方達から
のアドバイスはとても参考になりますね。

私はリスナーの立場から感想を語ります。
日々の生活の中で沢山の人たちがラジオを聞いています。
ニュース・天気予報などの情報収集、趣味や音楽など聴く目的は様々です。
仕事中なBGMとして聴いている方もとても多いと思います。

だから、私達からの要望は、
①あまりパーソナリティーが目立たないこと
②騒がしくないこと
などの態度・姿勢

③そうだったんだ、なるほど、知らなかった
とリスナーの役に立つ情報提供が常に出来る様に努力すること。


努力すると言うのは簡単ですが、余りにも抽象的なので
具体的にお話しします。

ラジオパーソナリティーになるために今から準備すること。
①本を読み、新聞を読み、漫画、アニメを読み、映画を鑑賞して、
感激した言葉、思い出に残る言葉、役に立つ言葉に出会ったら
それを切り取り、あるいは書き留め、コピーにとりなどして
スクラップブックに貼り付け、記録に残してください。

そしていつもそばに置き何度も読み返すのです。

私自身”生きるためのことば”との名前でデスクトップに保存してあります。
過去数年分ですから大量になりましたが大変に役にたっています。
”ことば”は永遠に行き続けます。

例えば約10数年前に読んだローマ人の歴史の分厚い一冊の本から印象に残っている
一行が次のものです。

生まれつきの天才はいない。天才とは日ごろ誰にでも目に付くことに価値を見出せる人のことである。

何が印象にのこる言葉か、それは年代によってかわっていきます。
人の生き方は学校だけでは学べません。街へ出て色々な人たちを見て、色々な人たちと沢山
おしゃべりをして何かをつかんでいくのです。

何事も自然体で良いのです。今をベストを尽くして生きる、やるべきことをやる。
これでよいのです。

あなたが変わればまわりも変わる。
目標に向かって着実に準備してください。

もし、貴方が提案したスクラップブックをはじめ、その後、貴方がパーソナリティー
になったときにも1度読み返したら貴方の興味・関心の移り変わりが見えると思います。
アルバムと同じようにみえます。でもこれは心のアルバムなのです。

②心優しい人になること。
③相手の立場になって常に物事を考えることが出来ること。

一歩一歩です。


[A.2]

かつて、僕の夢は、外科医になることでした。
小3の頃、大好きだった祖母が亡くなってしまい
悲しみの中で「自分の手で病気に苦しむ人を救ってみせる!」と決意したのがきっかけです。

でも、結局、アナウンサーをやっています。

医者になるには、まず“医大卒業”が条件で、相当な大金がかかることを知った時に
家の中を見回してみて「こりゃムリだ」と小5の時にあきらめたからです。
昔から、国語の授業で教科書の朗読をするたびに
先生や友達からほめられて調子に乗っていたせいか、人前で声を出すことが大好きだったので
医者がダメならアナウンサー、とばかりに、今の仕事につくことを夢見るようになりました。
大きな声でハキハキとしゃべる、いわゆる基礎の部分は
小学生の時から出来ていたからこそ、この道を目指したのだと思います。
きっと、あなたもそうですよね。

さて・・・

スポーツをしたり、絵を描いたり、楽器を演奏したりすることと違い
『しゃべる』という行為は
ほとんどの皆さんが、日常的にこなしています。
そこで『しゃべりのプロ』であるからには
他の仕事の分野以上に、普通とは一味も二味も違うものを求められます。
そうでなければ、その人は放送局にとってお給料を払う価値がないからです。

仕事は遊びではありません。
「戦い」です。
「戦い」に「武器」は必要です。
「武器」が多いほど「戦い」に勝つ可能性は高くなります。

しゃべりの世界での「武器」は「言葉」です。

自分が使える「言葉」の数(これを英語で“ボキャブラリー”といいます)を増やしましょう。
だから、しゃべる仕事をする人ほど「活字」を読むことが必要なのです。
そこには、ネットの閲覧も含まれるかもしれませんが
僕がおすすめしたい活字メディアは「本」と「新聞」です。
気軽に読めそうな小説に触れて、文章からそこに描かれた世界を想像して下さい。
家に配達される新聞を「見出し」だけでもいいから何となく目で追って
少しでも日々のニュースに触れて下さい。
本も新聞も、めんどくさかったら、読み飛ばしてもかまいません。
そのかわり、気になったページや記事はしっかり読んで下さい。
周りの迷惑にならないなら、声を出して読んでもいいですよ。
読み方が分からなければ、なるべく早く辞書で調べて下さい。

僕は、中・高・大と
この「活字」のほとんどを「マンガ」でカバーしていたため
アナウンサーとしての就職試験はずいぶん苦労しました。
だからこそ、声を大にして言いたいのです。

「言葉」という名の「武器」を増やして下さい。

若ければ若いほど「素晴らしい武器」が創れることをお約束します。
そうなれば、専門学校に行く必要はないかもしれません。
魅力的なトークができる“プロ中のプロ”を目指して、頑張って下さい。


[A.1]

うさこしんかんせんさん

はじめまして!
どうやったらDJに???
私も、小学校から、DJにあこがれていて
本当に、どうすればいいのか、周りにそういうことを知っているひとも
いなくて、まずは、DJらしく、生きよう!
と、今では意味不明ですが、当時は真剣に思っていました。
自分で、選曲をしてラジオ番組さながらのことを録音してみたり
本にのっている投稿欄を、さも自分の番組宛にきた手紙のように読んでみたり。

そういう幼少の頃を思い返すと、すこぶる恥ずかしいですが
あの頃のまっさらな真っ直ぐすぎる情熱は
たまに、自分でうらやましく思うこともあります。

さて
前置きが長くなりましたが
DJといっても、たとえばラジオ局のアナウンサーになって
局のアナとして、番組を持つのもひとつ。

そして、私のように、オーディションを受けて。
というのもひとつ。

あとは、DJさんをかかえているプロダクションに入るのも手ですが
これは、その土地にもよりますね。あまり地方だと、無いと思います。

専門学校に行ったり、そういうことは
私はありませんでした
ただただ、短大の夏に、先生からアナウンススクールの夏期講習に行って来い!
と、言われて、東京の某有名な教室に1週間ほど通ったことはありますが
正直、声の質や、大きさ、なんかは
DJになってからでもどうにでもなることです
それよりも、
ラジオの向こう側の人に、興味を持ってもらえる人としての引き出しの多さ
これをもっている人のほうが、圧倒的に、強いと思います。


私の場合は、高校時代に、地元局のラジオオーディションがあって
大学生です
と、嘘をついてテープを送ったら、合格して
それが、きっかけです。

それからも、大きな登竜門は、すべてオーディションで番組をもたせてもらいました。

何年もやっていると
それから、名前を覚えてもらえて、オーディションなしで
とかもありますが
これは先の話。

まずはうさこしんかんせんさんが
興味を持ったことを
追求する
それをたくさん、持ってください!
あとは音楽が好きなら
それをどのように、好きと、誰かに伝えるか
それを、イメージ!

菊池凛子さんの写真をみて
どういう風に表現するか

日常が、訓練の場です


私は母になった今も、ラジオの現場に立てていることを感謝しています
そして
うさこしんかんせんさんも
いつか、その場にいてくれたら
と、夢をみています

とても、興奮しつつ書いてしまったけど
がんばってくださいね!!!

私で答えられることは、何でも答えます!