HOME > もっと教えて!フォーラム > 自分の感性を追求「ゲーム・アート・デザイン」の仕事 > 回答・コメントする(No.12638)

もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.12638)

いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
 
  • 回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
    しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
    投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。
  •  
  • 白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
    このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。

もっと教えて!フォーラム 質問 ILMやハリウッドでのコンセプトアートやデザイナーになりたいです

[Q] いま美大で絵を勉強しています。 CGをモデリングする前のデザイン、雰囲気などの案を出すコンセプトアーティストになりたいです こういった職業に就きたく、最終目的はハリウッドでの仕事が夢です。そういった場合日本からはどういったアピールをすれば良いのでしょうか? 面接などがある訳ではないですよね? 日本から渡米し、ハリウッド映画会社で活躍しているアーティストはどういう経緯でハリウッドでの仕事を手にする事が出来たのでしょうか?
また、違った質問になってしまいますが、映画で使うコンセプトアートは必ずしも3DCGが使えなければいけないものなのでしょうか?

[A.4]

こんにちは。
履歴を確認したところ、ものこけさんへは2度目の回答だったのですね。
回答内容、少し重複しました。

ところで、海外のスタジオでは国籍は問われません。
なので、日本人アーティストにこだわらずに、マットペインター(matte painter)やコンセプトアーティストとして働いている方のキャリアを確認してみるとよいと思います。
IMDb(Internet Movie Database)というサイトがあります。
そこで、ものこけさんの好きな映画のデータを見てみてください。
「See full cast & crew」でスタッフリストが確認できます。
または、Linkedinでも職種検索ができます。

ものこけさんが現在学ばれている技術は基礎として大変重要ですので引き続き頑張ってくださいね。
一方でこの業界の仕事はデジタル化が進んでいますので、いずれは2Dや3Dのスキルも身に着ける必要はあると思います。
実は、アメリカやカナダでは年齢も問われません。求められるスキルや経験があるかどうかです。以前にロサンゼルスのCGスクールを見学したことがあるんですが、50歳位の手描きアニメーターの人も3Dアニメーションを学びに来ていました。
3DCGのスペシャリストほどではなくてよいので、「3DCGも活用できる」位のスキルはプロとして必要と考えておいた方がいいと思います。
コンセプトアーティストやマットペインターのキャリアやスキルを確認することによって、求められるものが必然的にはわかってくるものと思います。

将来夢を実現するためには、目標と日々の努力です。
頑張ってください!


[A.3]

アカウントにログインが出来なくなってしまいましたのでこちらから失礼します。前回に続き、回答ありがとうございました。とても参考になりました。確信的で分かりやすかったです、絵を描くこと意外にも自分を売り込むことも大事ということが分かりました!本当にありがとうございます!


[A.2]

次に、日本から応募する場合の面接ですが、Skype(スカイプ/PCのテレビ電話アプリ)を使って行ないます。
今、ハリウッド映画を制作するスタジオの多くはカナダにあります。カナダは30歳まではワーキングホリデービザで1年間、就労も含めた滞在ができるので、語学研修を兼ねてカナダに行き、現地で就活する人も多いかと思います。
海外で働く方の経緯は様々です。是非下記連載を読んでみてください。参考になるはずです。
http://cgworld.jp/regular/004-rie-koga.html#related_Entries

過去の記事は一部書籍化されています。
『海外で働く映像クリエイター -ハリウッドを支える日本人-』
https://www.borndigital.co.jp/book/648.html

そして、ものこけさんが目指す職種に近いビジュアルデベロップメントアーティストの伊藤頼子さんの記事も参考になるかと思います。
http://cgworld.jp/regular/educat010-ito.html

また、私が担当していた学生さんで、若くしてコンセプトアーティストになった方がいます。その方の記事も参考になるかもしれません。彼の場合は、3DCGも使って仕事をされています。
http://cgtracking.net/archives/30353
http://mypace-night.net/tajima-kouji
http://3dnchu.com/?s=田島光二

そして、コンセプトアーティストになるのに3DCGは必要か?ですが、現時点では必ず必要というわけではないものの、最近は3DCGのスキルのあるアーティストが多いようです。Photoshop、ZBrush、Mayaが使えた方がチャンスは拡がるものと思います。


[A.1]

こんにちは。

この業界へのアピール方法は、日本でも海外でも「履歴書・Resume」と「作品」です。

そして、まずはWeb上の準備をされるとよいかと思います。

1)作品をWebで公開します
◎個人のページを作成する
例: http://koujiart.blogspot.jp/
例: http://www.takumikimura.com/
例: http://www.yorikoito.com/

◎Vimeoにデモリールをアップする
例: https://vimeo.com/71094521
Vimeoは多くのプロがデモリールをアップしていますので参考にしてください。
「concept art reel」などのキーワードで検索してましょう。

◎海外のCG系ポータルサイトに作品を投稿する
例: https://www.artstation.com/
例: http://www.cgsociety.org/portfolios/

2)LinkedInにプロフィールを公開します
LinkedIn(リンクト・イン)はプロ向けのSNSで、海外(特にアメリカ,カナダ)の就職では必須です。個人の作品ページやVimeoのリンクも掲載します。

とりあえずは以上になります。

海外への就職に関しての情報源としては、
書籍『ハリウッドVFX業界就職の手引き』
を活用するとよいと思います。また下記サイトも参考になります。
http://takumikim.blogspot.jp/2013/04/blog-post_24.html

後半のご質問については、後ほど回答したいと思います。