私は、高校は工業科の「電子制御科」というところをでました。
最近では、電気科といえば、電気つかってなんらかの「デヴァイス」を駆動させるのが当たり前ですので、同じ系統だと思います。

高校の工業科での就職ですが、あまりいいイメージはありません。
電気工事士2級を取れば、「東北電力」や「東京電力」などの大手に行くことも可能ではあります。
（クラストップレベルの成績です。）
普通は、町工場などに行って働き、やれることといえば製造ラインでハンダ付けなどを行なうくらいです。
会社のラインで働いている人のモラルは低く、エレベーターに卑猥な落書きをしたりする人がいるので、高校卒業で集まった人は、「ああ、そんな人たちの山なのね」と思うしかない場面もありました。

うまくいけばですが、大手の子会社でソフトウエア関連の会社で、マイクロコンピュータ（マイコン）を使った仕事に携われることもあります。
（恐らく、学年で1位か2位をキープできる「高校では優秀な人」でしょう。）

もし、中学段階での成績が良い方で、電気に興味があるとしたら、まずは普通科に進学し、大学を理系にしたほうがよいと思います。

私は、学力ぎりぎりで工業系の電子制御科でしたので、その道を選ばざる得ませんでした。
専門学校にてコンピュータを学んだ結果、ソフト会社に入社して、マイクロコンピュータのプログラムのお仕事に就くことができましたが、高校での成績などはまったくもって無関係です。

ですので、電気に興味があって、パソコンもそこそこできて、将来なにしたらいいか迷うな。と思っているのでしたら、普通科を選び、理系の大学にいくことです。

あと、パソコンですが、上には上がいます。
タイピング速度ですが、限界点といういうものがあります。
それは、思考の速度です。
思考の速度以上にキーボードを叩くことはできません。

会社に入ったら、ものすごい速度でキーボードを叩く人が沢山でてきます。
いま、タイピング速度に自信があるとしたら、それをちょっと弱めてください。
あと、タイピング速度を認定する、「ワープロ検定」などもありますので、もし自信があったら受けてみてください。

いま、PCをそこそこ使えるのであれば、スマホなどのアプリや、Visual Basicなどで、なんらかのアプリを作ってみてください。勉強になると思いますし、実際、パソコンの裏でなにが動いているのかがわかるようになるでしょう。

とりあえず、高校での就職はお勧めできません。理由はあまり良い職場がないからです。

これくらいでよろしいでしょうか？

雰囲気、自分の同級生くらいの世代だと

上位1割が、
電力会社・上場企業・進学

真ん中半分くらいまで
電力系子会社・内装業・中小工場

それ以下
中退・ニート・無関係業種滑り込み
意味不明専門学校

という雰囲気でした。
進学率の良くない普通高校の下位にくすぶるよりは、
就職先はよいかもしれません。
しっかり勉強すれば、未来は明るいと思います。