HOME > もっと教えて!フォーラム > その他働くことについて何でも! > 回答・コメントする(No.11175)
もっと教えて!フォーラム
回答・コメントする(No.11175)
-
いつも、子どもたちの疑問にお答えいただき誠にありがとうございます。
13hw編集部より、ご回答くださる際のポリシーに関するお願いです。
-
回答は、基本的には、その職業の方(または経験者、相応の知識を有する方など)にお願いしております。
しかしながら、なかなか回答のつかない質問もあります。
投稿されてから2週間経っても回答がつかない質問に関しましては、職業などに関係なく、ご回答のご協力をお願いしたいと考えております。 -
白書の皆様におかれましては、貴重な時間を割き、子どもたちの質問に丁寧にお答えくださったり、叱咤激励してくださって誠に感謝しております。
このようなお願いをするのは大変恐縮なのですが、勇気を出してこのサイトに質問を投稿してくれた子ども達に、よりよい情報を提供したいと考える当サイトの運営ポリシーをご理解・ご了承いただけますと幸いです。
人はなぜ働くのか?
[Q] 先日、学校の先生に人は何故働くのか?という疑問を出されました。その疑問にクラスのみんな答えることができなくて結局その答えは分かりませんでした。 皆さんはどうお考えですか?お忙しいと思いますが、お時間がありましたら書き込んでいただけると光栄です。
ソンデンくん>
その後の、進路はいかがでしたか?
夢はありますか?
ちゃんと、楽しく、前向きに、生きていますか?
回答をしたものとして、あなたの、歩んでいる道が、時折、気になるときがあります。
悩んだら、相談。
疲れたら、休憩。
明るく、楽しく、前向きに学生生活を謳歌してくださいね!
あ、すいません。加筆します、このサイトの編集部ブログの2012年9月20日(あたり)に、私の言っているセッションの様子(等々力中学校)が書かれています。
多くの学校が、こういう、取り組みをしているんだと、参考になると思いますよ。
ソンデンさん、こんにちは。鉄道会社で働いている、しまりすと申します。
他の方の回答と、ちょっと違う角度から見た回答を、させていただきたいと思います。
中学生に「なぜ、人は働かなければならないのでしょうか?」と尋ねる。しかし、誰も答えられなかった。
それは、「当然」です。だって、働いたこと無いんだもん。
その時の状況がわからないので、断定は出来ませんが、なぜ、そのような問いかけをしたのかというと、それは、『みんなに「考える」ということをして欲しかったから』と思うんです。
学校の授業は、教師から、生徒への一方通行になりがちです。 そこで、このような質問を教師から、生徒さんへ投げかけることによって、生徒さん自身が、「自ら考え、実行する力」を養い、職業への関心を高め、自分の好きな興味・分野を見いだしていくことを、社会全体が期待しているのです。
このように、職業への興味・関心を高めるような、教育を現在、各学校が色々な、アイデアを出し合って、実践しています。
私も、この13歳のハローワークの主催で、各地中学校へ出向き、職業とは? 仕事とは? というセッションを生徒さんとすることがあります。
ソンデンさんも、あと、10年もしない内に、社会人として働かなければならないときがやってきます。
お金があれば、働かなくていいのか? そんなことはありません。
働くこととは、社会の一員として、働くことで、地域や社会に貢献し、その対価として、給料というお金をもらいます。そのお金を、自分の好きなことに使い、それが「消費」として、更に地域・社会を循環させていく、という、労働力とお金と「仕事のやりがい」を回して、日本を元気にしていくことなのです。
もちろん、そこまで考えて働いている人は普通はいません。
でも、そういう理由がないと、働いていても、喜びが見いだせません。
いくらお金があっても、働く人の個性を社会に反映させないと、お金だけでは社会は回りません。
お金と労働力という循環する仕組みがあって、そこに働く喜びがプラスされることで、より、活気のある社会循環ができるのです。
ですから、ぜひ、色々な分野に興味をもって、チャレンジしてみてください。
10年なんて、あっという間にやってきますよ。 社会人の先輩としてソンデンさんをお待ちしていますね。
ちょうどそんなブログ記事を書いたことがあります。
http://matsuitomohiro.tumblr.com/post/29058179754
ソンデンさん、こんにちは。
高校で教員をやっておりますMS06FZSといいます。
介護の職を希望されているとのこと、進路希望を実現されることをお祈りしています。
さて「何のために働くか」という質問ですが、私はこの歳になっても、それを知るために働いているような気がします。もちろん生きるためには働かなければならず、社会的分業という側面もその通りです。しかしそれで割り切れるほど職業に就く(プロフェッショナルとなる)ことは単純ではないように思えます。
他の職業経験の浅い私には、他の職業のことはわかりません。今の仕事に関していえば、いくら場数を踏んでも、自分の未熟さを思い知らされることばかりで、未だに半人前であることを自覚させられます。どうやったら一人前になれるのか、それを求めて働いているのがおじさんの毎日です。
就職すると、あまりにも忙しくなってゆっくりと考えている時間もないかも知れません。今の年代だからこそ考えられることもあります。ソンデンさんが働くことに疑問をもつことはとても大事なことだと思います。たくさんの大人たちの背中を見て、その答えを考えてみてくださいね。
働かなくてどうやって生きていくのですか?
食べるために決まっているでしょう。
自己実現や人の役に立つため、などとかっこ良いことを言う前に、
まず食べて元気を出して今日一日をガンバッテ生き抜くのです。
自分で働いて自立すること。
自分自身に責任を持つこと。
この二つが出来て初めて他のことを考えられる余裕が出来るのです。
君の保護者が何のために働いているのか考えれば答えは見つかるでしょう。