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回答・コメントする(No.10696)

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もっと教えて!フォーラム 質問 私は就職活動から逃げているだけなのでしょうか?

[Q] 私は大学4年生で今度の3月で学校を卒業します。
就職先はまだ見つかっていません。

これまで、小中高大とアナウンサーという仕事を目指して頑張ってきました。
就職活動もアナウンサーを目指し、全国あらゆるところを受け、また、アナウンサーだけではなく他の仕事にも目を向けながら就職活動を進めてきました。
しかし、面接を受けたり、エントリーシートを書くうちに、私は何でアナウンサーになりたいのか、また他の仕事でもなぜその仕事がしたいのか、考えれば考えるほど分からなくなりました。
どのように理由を出しても、後から取ってつけたようで気持ち悪くなります。
そのうち面接でもエントリーシートでも上手く答えが出なくなり、ひとまず落ち着こうと4年生の秋ごろに就職活動を中断しました。

それから考えて、考えて今に至るのですが、考えるうちに私の今までの行動や夢は「人から評価されたい」という気持ちに支配され過ぎていることが分かりました。
これでは自分の価値観などなく、いつも他人の価値観に左右されて生きていくことになります。
今までそうであったため、私は私を評価してあげることができません。
他人に評価を得ない限り自信が持てません。
こういう生き方はあまり楽ではないし、不本意です。
就職活動を考えるうちに気付けば「生きること」や「社会の中にいるということ」などを考えています。
最近では生きてゆくスタンスを考えたくて必死で純文学を読みあさったり、いろいろな人の意見をネットで見たりしています。
しかし、そうこうしているうちに、「新卒(卒業見込み)」という肩書がなくなります。
やはりその肩書での特権が多いことも否めません。

私は就職活動から逃げているだけなのでしょうか?
チャンスを逃し、変に時間を使ってしまっているのでしょうか?
不安になります。
人生の先輩方に意見を求めたいです。

[A.6]

ハロワのおやじさん
回答ありがとうございました。
仕事の選択権が常に企業にあること、
人生って自分で決めたくても決めれれないもの、 
他者他人との関係で決まって行くものだということ

やはり社会の中で生きていくとはそういうものなのだと
その部分は目を背けてはいけないところだと感じました。
その中でも自分の人生を歩めたと思える、
気休めでも気持ちのところでそう感じられるような
生きるスタンスや生き方を考えたいです。

下り坂ではないと思います。
でも今が踏ん張り時です。
教えていただいたように行動する勇気が大切であることをしっかり意識して
頭だけ回してないで、体を動かして先に進みたいです。

コメントありがとうございました。


[A.5]

呟き尾形さん
回答ありがとうございました。
不安になるのは努力をしていないからだと言っていただき、
その通りだと思いました。
今私は、就職活動が頭にありつつ、生き方、スタンスについての悩みがありつつ
どっちも気になって中途半端です。

仕事が手段であることや、呟き尾形さんが充実されているというコメントで
私は働くことに関してあまりにも想像で物事を考えて
実践で分かることを考慮できていないとわかりました。
わからないなりに進んで、
その先で分かることを知ってからもう一度考えることも必要なのだと思います。
今考えていることは私にとって大切な事だと思うので
だからこそゆっくり考えていきたいです。

コメントありがとうございました。


[A.4]

Junさん
回答ありがとうございました。

Junさんの回答でとても安心して、
卑怯な話ですが、私は誰かに、自分の先を行く先輩に
無駄ではないとひとおししてもらいたくて
ここに書き込んだのかもなと思いました。
自分の考えや決断に自信を持つことは難しいです。
でも、そうなりたいです。
独りよがりは避けないといけないので、ここぞというときに自信が持てる、
そういう時が分かるためにも
もっととことん考えてみます。
ありがとうございました。


[A.3]

逃げてばかりの人生なら必ず後で後悔することになります。
人生の先輩からいくつかアドバイスします。
一人の意見が絶対に正しいことはないので、これから沢山の回答者の皆さんから
貴方が自分自身の人生を考える役に立つアドバイスがあれば良いですね。

さて、
ハローワークでは「新卒応援ハローワーク」と呼ばれる既卒3年以内対象にした
専門の相談員が全国に配置されています。豊富な人生経験を持つ民間出身のベテランの皆さんが貴方たちの支援を行っています。

「冷たく暗い」と言われるハローワークは過去のものとなりました。
私の様な人と全く違う価値観と行動力を持つ人間が9年以上働いているのが、一つの証拠です。定期的に行われるミーティングでは求職者目線で窓口サービス改善への直言を常に行っています。これもひとえに経験から身につけた自信のたまものです。

自信について一言。
一部の例外を除いて、自信のある人などどこにもいません。
自信の前に必要なのは行動する勇気です。

なぜ人は立ち止まるのか、引き込むのか。理由は明白です。失敗したくないから、
自分が傷つきたくないからです。行動しなければ失敗しないし傷つきません。
人は常に楽な道を選ぶのです。

評価について
多くの人が人生の選択は自分でしたいと考えます。
こと仕事に関してはそれは当てはまりません。

選択権は常に企業にあるのです。
この時代は自分が企業を選べないのです。選ぶのは企業です。

就職しても同じこと。職業人としてのキャリアアップの選択は企業から与えられます。
転勤や昇進などすべての決定は企業が行います。

これをまとめると一生サラリーマンでいる限り貴方の人生は企業次第となるのです。
今の有名企業や大企業が今後5年以内に絶対に存続している保証などありません。
グローバルな競争にこれからも勝ち残るためには過去の成功体験をすて常に改革に努めていかなければ企業として存続していけません。うつろいやすい消費者や市場のニーズを常に先取りし、それに備える準備が欠かせません。

人生も同じこと。常に変化を続け社会では過去は通用しないのです。
良書や歴史書を読んでも時代背景が全く違うことを認識しなければなりません。

歴史に学ぶことがあるとすれば、数千年前から今まで人間は何も変わっていないこと。そしていつか歴史はまた繰り返すことです。

これまで貴方がやりたいことがあり、そのための行動をしてきたにもかかわらず、
結果がでないということは、その職業と貴方の相性が悪いとも考えられます。

繰り返しますが、今の時代、やりたいことがあってもやらせてもらえない時代に
なったのです。その原因の一つは余りにも多いライバルたちです。

ハローワークで気軽に職業適性検査をうければどうでしょう。
自分の知らない適性が見つかるかも知れません。

就活を日本国内だけに限らず、日本人であることを活かせるのなら、海外にそのチャンスを求めても良いのではないでしょぅか。

人生はとても長いもの。上り坂・下り坂そしてマサカの坂の上り下りです。
今は人生で下り坂なのかも知れませんね。そんなときはじっと我慢。
一旦現実から離れて自分を見つめなおすと良いでしょう。

そうしたら何時か、人生って自分で決めたくても決めれれないもの、
他者他人との関係で決まって行くものだとわかることでしょう。

出会いと縁なのです。
前向きに明るく人生を生きて下さい。必ず運命は好転する。
そのためのたゆまぬ努力を続ければ、と自分を信じて下さい。

以上。


[A.2]

●くみりんさん へ
 逃げているかどうかについては、日々、どんな行動をしているかによって変わります。具体的に何も行動を起こしていないのであれば逃げていると思いますし、何らかの行動を継続しているのであれば逃げているわけではないと思います。
 厳しい言い方をしますが、不安になるのは、努力が足りないからで、仮に努力をしていれば、どんな結果になろうとも、いい意味で開き直れます。
 分かっているとは思いますが、仕事は趣味でも娯楽でもありません。つきたい職業につけたとしても、やりたくないことでもやらなくてはいけないのが、仕事です。つまり、仕事は目的ではなく、手段でしかないことを自覚するべきだと思います。
 
 チャンスを逃し、変に時間を使ってしまっていると思われているようですが、仮に、今、自分を見つめることをしなかった場合、10年後、20年後、似たようなことで自分を見つめ直さなければいけないので、同じことで、決して無駄ではありません。先にやるか後にやるかの違いだとは思います。

 ちなみに、私は今の仕事はやりたい仕事というわけではありません。でも、充実した日々は送れています。
 くみりんさんが戸惑っているのは仕事のことじゃなく、自己評価の方法に戸惑われているだけだと思います。
 自己評価は簡単なようで、非常に難しいものだし、正直、一生かけてやるべきことなので焦る必要はないと思います。
 


2012/02/28 12:01  Junさん[国連職員]
[A.1]

不安になる気持ちはよくわかります。
でもあなたは就職活動を通して貴重な経験をしたんだと思います。自分の希望する進路を深く見つめなおしてこれからどういう風に生きていこうとするのか、これから先の人生を送るために一番大事な部分を時間をかけて進めているんだと思います。

あせる気持ちもわかります。でも今葛藤していることは就職活動やこれからの人生の進路を考えるに当たり一番大切なことです。妥協せずにとことん考えてみてください。決して就職活動から逃げているわけではありません。一番最初の段階を慎重に進めているだけです。

確かに新卒の肩書きを失うのは大きいでしょう。しかし昨今の就職難から卒業後2-3年は新卒扱いしようという動きがあるようです。それほど大きなハンデにはならないかもしれません。また多くの企業が経験者の中途採用を積極的に行っています。就職しやすいところで経験を積んで転職してキャリアアップする道もあると思います。

多少遠回りになるのかもしれませんが、今じっくり考えてみてください。少なくともどこかに就職してから同じことを考えるよりは遠回りの距離が短いはずです。

今の時間は決して無駄ではありません。