調香師(ちょうこうし)


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花や草、動物の分泌物などから抽出した香りをブレンドし、オリジナルな香りの香水やオーデコロンをつくり出していく。パフューマーとも呼ばれる。調香の専門コースが設けられている美容系の専門学校も数多くある。こうした専門学校や調香のスクールなどで知識と技術を習得し、化粧品メーカーなどに就職するケースがほとんどだ。調香師になるために資格は特に必要とされないが、就職にあたっては化学系や薬学系の大学を卒業していると有利だといわれる。しかし、最終的には嗅覚の良さが勝負。およそ6000種類あるといわれる香りを嗅ぎ分けることができなければつとまらない仕事だ。また香りには流行があるため、そうした変化に敏感であることも必要だ。最近では香水や化粧品以外に香りのついた日用品がどんどん登場してきており、よい鼻を持った調香師のニーズは高まっていくと思われる。ちなみに食品の香りをつくるスペシャリストはフレーバリストと呼ばれている。

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