ケータリング料理人
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個人宅など少人数の集まりから大きなパーティー、各種レセプションや宴会、映画撮影現場の食事など、その場に出張して料理をする料理人。予算、人数、場所、内容などにあわせ、和、洋、中、エスニック、菓子、軽食、弁当、パーティーメニューなど、客の希望に臨機応変に対応して料理を用意する。器や花などでの雰囲気づくりも考え、テーブルセッティングまでを請け負う。高級レストランのシェフが出張する高級ケータリングや、ガラスのネタケースを設置して板前がネタを握る寿司屋のケータリングまで、パターンはさまざま。料理から片付けまでプロにおまかせする、こうしたケータリング料理の需要は今後も高まると見られる。まずは料理人を目指し、調理師専門学校で学び、専門の料理分野のホテルやレストランで修業する。調理師免許を取得しても、たとえば日本料理ならば、雑用係からスタートし、「盛り付け」「焼き場」などランクをあげ、「板前」と呼ばれるまでは最低でも4、5年の長い修業が必要。その後、ケータリングを行うレストランや、ケータリングサービス代理店の加盟店となっているレストランに、料理人として就職するほか、フリーで働く道もある。
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