神主


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神社に奉仕する。神主の普段の一日は、本殿に赴き境内を掃除し、社殿で朝拝、祝詞をあげることからはじまる。初宮詣、厄除などのほか、ときには地鎮祭や、冠婚葬祭、例大祭などの神事を行う。神社本庁が包括する神社は全国で8万社あるが、兼務社も多く、神主数は2万1000人ほど。神主になるには、国学院大学か皇学館大学の神職課程で学び、神職の資格を得て、全国の神社に就職するのが一般的。ほかには、神社付属の神職養成所や研修所で学び、神職の資格を得る方法もある。就職は、大学の場合は神道研修事務課を経由し、各神社に採用される。親が神職についている場合は、その後5~10年で親の神社に戻るのが一般的だ。女性の神職も増えているが、採用されるのは家が神社である人がほとんどで、ふつうの家庭出身の女性が神職につくことは難しいのが現状だ。

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