僧侶
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出家して僧門に帰した人のこと。いわゆる「お坊さん」のことである。僧侶の主たる仕事は、日々お経を唱えること。また、仏前結婚式やお葬式、法事などを執り行ったりする。仏教には、天台系、真言系、浄土系、禅系、日蓮系といったように多くの種類があり、さらに宗派が細かく分かれている。各宗派によって違いがあるが、僧侶になるには、大きく分けて2つの道がある。ひとつは、得度という仏門に入るための儀式を行い、本山の研修所などに入門して各宗派の教えや歴史などを勉強し修行を積んでいく。一概にはいえないが、2年から3年ほど修行する場合が多い。もうひとつは仏教系の大学に進学し、授業のなかで勉強し、夏休みなどに修行を積み、卒業後、僧侶としての位を得て、寺に入る。僧侶になる人の多くは、親が僧職という場合が多い。なお小さな寺では僧侶としてだけでは生計を立てられないことも多々あり、学校の先生などを兼業している僧侶もいる。
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