自転車整備士
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自転車の整備や修理、安全点検を行う。基本的には、販売店が自転車の修理も請け負っており、販売店員であることが多い。基礎として、自転車の構造を理解し、解体から組み立てまですべて1人でこなせる力が必要。子供たちが安全に通学できるよう自転車を点検してアドバイスを送るのも仕事なら、アスリートたちが持ち込むバイクをオーバーホールする、いわばピットの役割もはたす。近年、マウンテンバイクやロードレースなどスポーツとしても人気で、整備士の需要は増えている。代表的な整備士資格は民間の自転車安全整備士と自転車組立整備士(※1)で、前者であれば保険付きの普通自転車を保証するTSマークを貼れ、後者は製品安全協会のSGマークを付けられる。両方とも、取得しておけば店の信頼を高めるが、受験には実務経験2年以上という条件がある。まず、量販店やメーカー、小売店に就職して、働きながら知識と技術を向上させるのが手だ。
※1 編集部注:平成17年より、「自転車組立整備士」から、「自転車技士」に変更された。
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