ケーブルカー・ロープウェイ運転係
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ケーブルカー、ロープウェイには運転手はいない。いずれも急な斜面を登るための交通機関だが、ケーブルカーは特殊構造のレールのほかに車輌にケーブルをつけて頂上にある巻き上げ機で引っ張り上げる仕組みで、ロープウェイは空中に通したロープで車輌を運ぶ。ケーブルカーは車掌のみが乗務し、地上にある巻き上げ所などで制御・管理を行う場合が多い。ロープウェイは駅に乗客案内係兼監視係がいるだけで、ゴンドラ内は無人の場合が多く、やはり地上の運転指令所などで操作する。いずれも運転係はスイッチの操作が中心で、自動化されているところも多い。ただし、安全確認はもちろんのこと、気象に影響を受けやすい乗り物なので、気象状況を的確に判断して運行に当たる必要がある。双方とも、このようにシステムで動くので、運転係の資格は必要とされていない。一般的には、運営している登山鉄道などに就職し、駅務員や車掌を経験したのち選抜され、教育訓練を受ける。
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