武器・兵器評論家
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旧日本軍の零戦などを偏愛する戦闘機マニア、戦艦大和やUボートを偏愛する軍艦マニアたちは、まず写真を集め、性能を調べることに熱中する。戦史雑誌をあさって、操縦士や技術者たちの回顧録を読み、愛好家同士で博識ぶりを披露しあう。こうした第二次世界大戦時の兵器へのロマンチックな愛好で終始する人もいれば、現在の米軍や自衛隊の武器・兵器へと関心を広げる人もいる。ただ、昔のローテクな兵器と現在のハイテク兵器とでは心をときめかすものが違うようで、ハイテク兵器は軍事評論家の専門領域になっている。ただし専門家といっても、収入はマニア雑誌や兵器図鑑などへの執筆による原稿料が主で、ほかで収入を得ている人の趣味の副業である場合が多い。ほかに、小火器やナイフなどが好きな人は、迷彩服をまとってエアーガンを手にしてのコンバットゲームやサバイバルゲームの解説者になることも。いずれの場合も、子供のころからの趣味が高じて専門家になったという人が多い。
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