プレス工


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プレス機器を使って、金属板などを加工・成型する。大きなものでは自動車のドアや屋根、小さなものではカメラの部品などを作る。自動車産業、電気・通信機器産業などいろいろな産業を支えている仕事だ。会社や工場によって規模が大きく違い、収入の差も激しい。しかし一般的に従業者数30人以下という小規模な工場や会社が多いのが特徴だ。手や指をケガする(ひどいときには指を失う)といった事故も少なくないので、コツコツと仕事に向き合えるまじめな性格のほうがよい。また仕事がマンネリ化しやすいので、自分で独自の目標を定めて、仕事にやりがいを求められる姿勢も重要だ。もしプレス工としてレベルアップしたいなら、プレス機械作業主任者という国家資格を取るとよい。プレス機械作業主任者は、プレス機器を管理し、安全を確保し、万一異常が発生した場合に適切に対応することが求められる。実務経験が5年以上あれば受験できる。18時間の講習受講後、修了試験を受けるだけで、合格率はほぼ100%。この資格を持っている人は40~50代以上が大半なので、若いうちに取っておけばより役立つだろう。

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