山小屋経営


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山小屋経営多くは登山道の途中に建ち、登山者の休憩や宿泊を目的とする。30年ほど前のブームから時がたち、有用な山小屋は残り、必要のないものは消えているのが現状だ。山小屋はヒュッテともいう。山すその観光地にヒュッテと称するペンションも乱立するが、本来の人命保護の意味合いからはほど遠い。山小屋経営者は山が好きで小屋を建て、住み着いた人がほとんどだが、多くは国有地や国定公園、県の土地であるため、これから新たに小屋を建てるのはほぼ不可能といっていい。基本的には山小屋を訪ね、雇ってもらい、将来的に小屋を譲ってもらうというのが経営への流れだろう。資質としては、山が好きなことが大前提。動植物に詳しく、山の気候を読む力があれば、登山客には喜ばれる。山で暮らす孤独に耐える精神力も必須だし、何より、人(登山客)の世話を焼くのを苦にしないことが大切だ。人命救助に関わることも多々ある。

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