オークション会社で働く
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絵画や版画、工芸品、宝石などを売りたい人と買いたい人を結ぶのがオークション。オークション会社がほぼ定期的に主催し、公開の場で競売による落札という方法がとられる。オークション会社は落札価格の10%ほどの手数料を得る。欧米では、サザビーズやクリスティーズといった老舗が知られているが、日本にも十数社の会社がある。資格はなく、オークション会社に就職して働く。日本で最大のシンワアートオークションの場合、基本的には4年制大学卒業が採用条件で、美学、芸術学専攻、学芸員の資格を持っていると有利になることもあるが、人物本位の選考だという。その人物像は、柔軟で大胆なチャレンジ精神を持ち、プロとしての自覚と自信、向上心を持ち、接客態度のよい人。実地で美術品の知識を学び、モノを見る目を養うことが必要で、相場を見て予想価格を提示し、顧客と交渉するのも仕事。扱う商品の幅が広いので、大半の人は限定された分野でのエキスパートになることを志す。不況の時代で倒産する画商も目につくなかにあって、オークション市場は業績を伸ばしている。
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