人形使い


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人形劇の人形を操る。人形の操り方には、人形の上から糸を用いて操るマリオネットと、人形の下から手を入れて操る「差し上げ使い」がある。ピノッキオはマリオネットで、日本の古典芸能、文楽は1つの人形を2、3人で操る「差し上げ使い」。人形劇団で研修生として学び、人形使いとなっていくのが一般的。研修生のときには、入所金や授業料を納めて学ぶという場合が多い。人形を操るだけの人もいれば、人形のデザインや製作も兼ねる人もいる。活躍の場は劇団の主催する公演が大半だが、『ひょっこりひょうたん島』などテレビの人形劇番組の仕事を依頼される劇団やフリーもいる。また、子供に人気があるので、学校回りをすることも多い。人形使いだけでは生計を立てられず、ほかにアルバイトをしながら続ける人もいる。手先が器用であるに越したことはないが、感性や想像力、何よりも人形劇に対する情熱が求められる。

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