マジシャン


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トランプ、コイン、ロープなどの小道具を使ってマジックの実演をする。好きなマジシャンを見つけ、弟子入りをしてアシスタントから始めるのが一般的であるが、ごく一部の一流マジシャンを除いては弟子を取っている人は少なく、本人の熱意がもっとも重要視される。現在、マジシャンとして生計を立てているのは300人程度(※1)。いくつかのプロダクションに所属し依頼を取るのが一般的であり、合間にメーカーの実演販売などをする者も多い。収入はピンキリだが、1回の公演が数百万円という高所得者もいる。覚えたマジックを行うには師匠や考案者の許可が必要であり、マジシャンとして成功するには手先が器用で技術に長けているだけでなく、自分でオリジナルのマジックを考案するアイデアを持っていることがもっとも重要である。

※1 編集部注:ちなみに公益社団法人日本奇術協会(日本で最大かつ唯一のプロマジシャン協会)の会員は119人。(2012年12月1日現在)

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